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映画「鬼滅の刃」感想。

やっとです。公開されて約4ヶ月...やっと劇場版「鬼滅の刃 無限列車編」を見ました。

当初僕は鬼滅のことをあまり知らず、世間で鬼滅がブームになっても無関心でした。なのでこの映画が300億越えになっても「そんなに面白いのか?」と思っていました。

ただ最近になって「ここまで人気なら面白かったりするのかな?」と思ってテレビシリーズをイッキ見したら...結構面白かったわけですよこれが。

とある大正の町でごく普通に暮らしていた少年・炭治郎が鬼になった禰豆子を人間に戻すために鬼殺隊に入り鬼を倒していく...シンプルなストーリーながら奥深かった。

そして全話見終わったので劇場版を見に行ってみた。いろいろと衝撃は受けたけども、内容は面白かった。悔しいけれど(?)傑作だったね。

前置き長くてすみません。早速感想行っちゃいます。ここから先はネタバレ注意。

 

今回の舞台は無限列車という電車に鬼がいるという情報を聞いて炭治郎と妹の禰豆子、同じ鬼殺隊の仲間の善逸と伊之助が無限列車に乗り込む。しかしまああれだね。鬼殺隊のメンバーは個性豊かなの多いね。特に善逸と伊之助。善逸は鬼殺隊のくせに鬼を怖がりすぎwあと伊之助は頭に血が上りすぎwこの2人はギャグ多めだったな。まあそれも面白いんだが。

今回出てくる鬼は列車に乗っている人達に夢を見せて寝ている間に倒すという戦法があった。そこで炭治郎も寝てしまい、夢を見た。その夢の内容が、まだ親や兄弟が生きていた頃の時代に。そこで炭次郎は思わず涙を流すけど、そりゃそうだろうな...だって鬼さえいなければ今まで通り平和な生活を送れていたのに。ホントはこんな生活を送り続けたかったんだろうな、と思うと胸が痛かったね。途中で炭治郎が「夢なら良かったのに...」って言っていた時は辛かった。

...なんてシリアスムードが出ているのにそれをぶち壊す善逸と伊之助はもうwこの2人の夢はカオスだった。善逸は禰豆子のことが好きだってのは知っているけど、だからってあんなに都合の良いことが起こるわけなかろうがw伊之助に至っては何がなんやら。みんな動物にして弟子にするって何だよ。あと善逸や禰豆子はともかく、先ほどまでシリアスオーラ出していた炭治郎まで変なキャラにすなw

まあ話戻して炭治郎は鬼の思惑通り夢に潜り込むかと思いきや、罠だと気づき自ら首を切り、夢から覚める。首切るのも痛そうだったけど、幸せな夢から覚めるのも辛かっただろうね。

ほかの鬼殺隊も夢から覚め、列車の客を守るため、そして鬼を倒すために戦うことに。ここまでギャグキャラだった2人と禰豆子も本気で戦うように。今まで怯えていた善逸も覚醒し、禰豆子を守りながら戦う。その姿はカッコよかったな。そうだよ、善逸は覚醒すればカッコよいんだよ。まあ覚醒していない素の状態もあれはあれで良いけどもw

死闘の末、ボスの鬼を倒した鬼殺隊。乗客も含め死者はいなかったし、これでハッピーエンド...と思いきやここで新たな鬼登場。...えー、このタイミングで?正直もう列車での戦いのスケールが大きかったからもうこれで十分だよ。なんで終盤でいきなり登場するんだよ、鬼さんさすがに空気読めよ、と思いましたw

その鬼は鬼殺隊の柱である煉獄さんと戦いを挑む。「これは引き分けになって鬼が逃げるか、それとも煉獄さんが深い傷を負って負けて、リベンジを誓って続く...的なストーリーになるか」と予想していたが、物語は衝撃すぎる展開に。

煉獄さんが戦いの末、鬼に負けて死んでしまうという展開に。この時はさすがに衝撃を隠せなかった。ただ、鬼がやたら「強くなるために鬼になろうぜ?」っていう誘いをしたにも関わらず、煉獄さんは自分の精進を歪めることなく「ならない!」で貫き通した。あの姿はカッコよかったよホントに。鬼が逃げ出す際に炭治郎が「おまえの負けだ!」って言っていたけど、まったくだよ、精神面では間違いなく煉獄さんが勝っていたよ。しかし煉獄さんな亡くなるなんて。明るくて正直で、ちょっと変わっているけど良い人だったのに。

ここで物語は幕を閉じるけど、何か悲しく、そして悔しい思いのまま終わってしまった。ただ、こういう場面も炭次郎の今後の成長の糧として必要だったのかな、とも思う。こうなったらいつかあの鬼を倒してほしいね。炭治郎が成長してあの鬼を倒し、煉獄さんの無念を晴らしてほしい。

まあいろんな気持ちがあったけど、笑いあり涙あり、迫力のバトルありと楽しい作品でした!今後のストーリー、期待しています!

 

イラストコーナー:今回は活躍...はそれなりにした善逸描きました!f:id:sebunn:20210226113729j:image