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粉瘤。

「粉瘤」

皆さん、この字何て読むか分かりますか?「ふんりゅう」と読むみたいです。

 

いきなり何だと思われそうですねw皮膚の病気の一つ、粉瘤。それが最近、僕に出来ました。

事の発端は数日前。おでこにできものが。ただこの時はニキビかなと思っていた。実は僕自身、ニキビには過去に何回もかかっている。よく分からないけど、かかりやすい体質なのかな。だから前に貰っていたニキビ用の薬を使って凌いでいた。

しかし中々治らず。そして久々に実家に帰ってその顔を見せると驚かれた。また全然治らないことを伝えると「ひょっとしてガンじゃない?」と言われてしまう。

ガン。まあ僕の年でなる人もいないわけじゃないし、しこりがあるということはまあその可能性もありうる。手術はしたくない。いろいろ大変そうだし。主に費用面で。また末期だったらどうしようという不安も。

そう思うとじっとしていられず、即座に皮膚科へ。診てもらった結果、粉瘤だと判明。ガンではなかったことで安心すると同時に、「粉瘤って何...?」となる。

詳しいことは不明...というかお医者さんの話をあまり真剣に聞いていなかったのだが、とにかくお肌の病気の一種らしい。そして場合によっては手術が必要だとのこと。手術するのは嫌だな。

とにかく抗生物質で様子見。腫れは若干ひいたものの、完治するには手術が必要とのこと。...結局手術かい!抗生物質の件でさえめんどくさいというのに...しかも手術は皮膚科ではなく形成外科へ行かなくてはならない。形成外科は今住んでいる所から結構遠いので行くのがしんどい。

ただ手術といっても粉瘤を取り除くだけなので、ドクターXのような大掛かりなことはしない。麻酔も全身ではなく粉瘤の所だけの局所麻酔。ここまで聞くと一見シンプルな手術にも見えるでしょう。

ところがどっこい。手術後は手術箇所の様子を見るため、翌日また病院に行かなくてはならない。めんどくさい...社会人はそう簡単には時間が取れないんですよ。それなのに何で翌日って指定するかな。しかもその受診が終わるまで入浴が出来ないという厳しいルールまで。毎日風呂入っている僕にとってはかなりキツい。できもの一つの手術で、何でここまで不自由を強いられるのか。しんどすぎる。

しかも費用も意外とする。手術だけで約8,000円。更にその後の診察代や薬代もあるので結構お金が飛ぶ。一人暮らしでこの出費は痛いって。

ここまで愚痴ったものの、このままにしておくわけにはいかないので、手術を受けることに。そういえば手術は今まで一度もされたことが無いので、これが人生初手術。

迎えた手術当日。ベッドに仰向けに寝て、粉瘤の場所に局所麻酔を打たれる。麻酔自体は昔親知らず抜いた時にされたことはあるものの、皮膚には初めて。様々な箇所に麻酔を刺していき、痛い場所がないかを確認。その後、粉瘤を取り除いていく。痛みはないものの何されているかの感覚はあった。まるで何かをほじくっているような感覚。その後所々で痛くなる部分もあったが、その度にお医者さんに伝え、麻酔を打っていく。何回も麻酔打つっていろいろ大丈夫か?w心配になる。

ともあれ、無事粉瘤を取り除くことに成功。ただ、皮膚をあれこれされただけあって、やっぱり痛い。なので痛み止め、そして手術箇所からばい菌が入らないように抗生物質を貰って、病院を後に。ちなみに局所麻酔は持続時間が短く、早々に痛みが出る。結構キツかったので痛み止めは処方後すぐに飲んだ。そしてこの日はもう帰ってすぐ寝た。風呂は手術前にシャワーを浴びたの大丈夫...なはず。

そして次の日。手術箇所を見せ、「大丈夫ですね」と言われる。皮膚には詳しくないので何が大丈夫なのか分からないが、これで晴れて入浴できるように。しかしこれで終わりではなく、「抜糸するので1週間後また来て下さい」...まだあんの?!もうキツイて、めんどいって...しばらくは抗生物質の塗り薬を塗り、茶色い医療用テープをその上に貼るという手間のかかる作業を毎日繰り返す。手術終わってもこんなことするのか。

いろいろボヤきながらも1週間後。病院へ行き抜糸。特に麻酔もしなく、すぐ終わった。所々で痛かったがwまあいろいろあったが、これで粉瘤騒動も無事幕を閉じた...

 

 

かと思いきや。「傷口にしばらく医療テープは貼っていて下さい」と。...は?まじか?まだまだ続くのか?話によると傷口を乾燥や直射日光から守るためだとのこと。いや分かるけども...ちなみにどれくらいかと尋ねると、傷が目立たなくなるまでとのことらしいが、長くて3ヶ月。3ヶ月?!めちゃくちゃ長いじゃん...年越すじゃん。むちゃくちゃめんどくさすぎる。

というわけで粉瘤騒動はまだ終わったかに見えて終わってませんwしばらく医療テープを貼ってすごす毎日が続きます。

ちなみにお医者さんによると「もしかしたらまた粉瘤になる可能性も無くはない」と。更にそれに対する予防方法もこれといって無し。もうこんなめんどくさい肌の病気は勘弁。

結果お金も時間もかかった粉瘤の治療。もう二度とならないで欲しいと心から願うのであった。