皆さんはあの雑誌の事を知っていますか?
そう、2004年に創刊されて2009年に忽然と姿を消したあのマンガ雑誌を・・・
その名は「月刊プレコミックブンブン」。(上記画像は2006年7月号のもの。国会こども図書館の複製資料より。)
僕は3月某日、国会こども図書館に行く機会があった。そこでこの雑誌を見かけ、読めると知った時には感動してしまった。そして読んでいて懐かしさのあまりにずっと読み続けていたのだった。(そして気がついたら閉館ギリギリになっていたことはまた別のお話・・・w)
当時(6歳くらい)だった僕は児童書「かいけつゾロリ」にハマっており、CMでそれがマンガで読めると知り、2004年1月創刊号を買ったのだった。買った時は「ゾロリ」のマンガしか読んでいなかったが徐々に他のマンガも読み始めていき、そしていくつかの他の作品にもハマってしまうのだった。特にハマった作品を紹介していきたい。他にも面白い作品がいっぱあるので気になる作品があったり読んでみたいと思ったら国会こども図書館で是非ご覧になってくださいな。
(上から順に、「まかせて!PETくん(そにしけんじ 作)」「とつげき!ぷるぷる学園(くぼたまこと 作)」「大仏刑事(大崎亮平 作)」「少年ダンディ(ボッカ 作)
とまあこんな感じで僕はブンブンを毎月購入するのだった。また、兄はこの時「コロコロコミック」を毎月買っており僕はブンブン、兄はコロコロと買っては読み、読み終わったら互いに雑誌を交換して読むという2倍の楽しさが当時はあったものだ。懐かしすぎるぜ・・・
だが、そんな楽しみも忽然と無くなる。それは2009年10月号(9月発売)の最後のページにあった突然の休刊のお知らせである。
(↑これがそのお知らせ。ちなみにこれは国会図書館のではなく、僕が休刊時から捨てずにずっと持っているものである。)
ショックだった。とにかくショックだった。5年も読み続けていた雑誌が休刊なのだから。しかも先月号には休刊について一切触れておらず、10月号を買っていきなり最終号と言われたのであまりにも唐突すぎた。まるで番組の打ち切りのようなものだった。そのような悲しさや悔しさから、僕は涙すら出てしまった。(ちなみに当時僕は12歳)また、兄は当時もうマンガ雑誌に興味を示さなくなってしまったため、これを機に「コロコロ」の定期購入をやめた。そのため僕は、この日以降5年くらいマンガ雑誌を買うことがなかった。
しかし待っていただきたい。ブンブンの最終号には「休刊」としか書かれていない。つまり「廃刊」とは一言も言っていない。なので僕は休刊から8年経った今でもブンブンの復刊を心望んでいる。いつかまたあの面白いラインナップが揃った雑誌「月刊プレコミックブンブン」が戻ってきて欲しいと、心から祈っている。
・・・あ、オチは無いです。すみませんw
