つい先日、僕はキャンプに行ってきた。さかのぼる事１ヶ月前。長い付き合いの友達3人と｢春休みにどこ行くか会議｣をしていたら、｢キャンプなんてどう?｣と意見が出た。確かに今某キャンプアニメが人気であるが、だからってそれに便乗してキャンプに行くとは...不満はないのだが、不安はあった。僕は人生で一度もキャンプに行った事が無いのだから。どうすればいいのか分からない。しかし友達の中でキャンプを何度かしている人がおり、当日何を持っていけばいいか、お金はいくら必要かなど分かりやすく教えてくれた。そのおかげで準備はスムーズにできた。よかったよかった。(まだ終わってねぇ)
そして当日、まず近くのスーパーで夕飯の材料など買い出しに行き、その後車で1～2時間移動し...
キャンプ場来ちゃいましたー。
↑関東の某キャンプ場です。諸々の事情で名前は言いませんが写真から分かる人もいるかも。
ちなみに僕は当初｢バンガローで寝るのかな｣と思っていたが、テントを張ってその中で寝る、つまり室内には一切入らないという。
...いや、ガチのキャンプやん!ｗ
更にキャンプ場は電波が届かない。なのでスマホはほぼ使い物にならない。これは｢キャンプなんだから自然を楽しむべし。」ということなのだろうか...?(誰だ)というわけで友達とバドミントンなどして遊ぶのだった。久しぶりに体を使ったのだが、こういう所で体を動かすのもいいねぇ。
その後テントを作成。キャンプ初心者の僕はテントの張り方なんてもちろん知らない。下にくいを打ったり棒をテントの中に入れたりなどしていた。一僕も応手伝うのだが知識が無いうえ不器用なため、足手まといになり友達から文句を言われるのだった...しょうがないけど。まあそんなこんなでテント完成。
次にキャンプの基本、火を起こす作業。薪やあらかじめ友達が持ってきていた石炭を使って火を起こすのだった。
こんな感じ。火が消えそうになると近くの木の枝などを使って消えないようにする。これを夜まで延々と繰り返していた。この作業は大変だったが寒いこの時期にこの火はまるで天国のようなものであったため、頑張って火を保つのであった。
夕食。もちろん電気は使わず先ほどの火を使う、それはそれはワイルドな夕食だった。1日目は焼肉とご飯。ご飯は釜を使い、火加減と時間を考えなきゃいけないので結構難しい。そして出来たご飯は炊飯器では見る事が出来ない、おこげ付きであった。おこげ、なんかクセがあって美味しかったねぇ。こげ付きの肉もなかなかいい味を出していた。そしてこの2つが交じり合い....深い味わいとなるのだー!(落ち着け)
2日目は焼きそば。鉄板でヘラを使って焼くという、いかにも焼きそば～的な作り方をしていた。(何だそれは...)そして出来た焼きそば、めちゃくちゃうまいこと。本来これらの料理は(おこげご飯は別だが)普通の家でも作る事が出来る。しかしキャンプでは家とは違い、火おこしなど自分でやらなくてはいけない事が多い。また外で作るが故に風が吹いたり食べ物に砂や虫が入りそうになったりと、苦労が多い。だからこそ、後に食べる食事が一段美味しい!自然と努力の味を楽しめる、これもキャンプの醍醐味だ。
お腹いっぱいになった所で就寝。基本僕は深夜2時くらいに寝ている。しかし今回は先ほどの料理で疲れていたこともあり、22時でもう眠たくなっていた。というわけでテントの中で寝る事に。その寝方というのは...寝袋の中に入るというもの。寝袋に寝る事も人生初だったので新鮮だった。初めての寝袋で興奮していた事(笑)と周辺が寒かった事もあり、なかなか眠れなかった。とはいえ、24時前には寝れたがw
3日目の朝、僕らは別れを惜しみつつもキャンプ場を後にするのだった。これでキャンプは終わり...と思いきや最後に日帰り温泉に行くというサプライズが。3日間楽しかったとはいえ、寒さや疲れなどもあった。その為、このサプライズは嬉しかったな～そして温泉で癒されながら友達と3日間の思い出を楽しく語り合ってその後ご飯を食べて...といった最高のフィナーレを持ってキャンプは終了。
初めてのキャンプ。初めてづくしでいろいろと大変だったけど、その分新しい発見や新鮮さ、そして楽しさもあってホントに良かった。また行ってみたいとも思った。でも次に行くならキャンプのシーズンでもあるゴールデンウイークや夏休みに行きたいっすね。3月はやっぱり寒いっすから...w(最後に言う事じゃねぇだろ)
