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映画「すみっコぐらし」感想。

何か最近「すみっコぐらし」の映画が話題になっていた。なので見に行きました。

...なんだこの唐突な説明はwまあ何というか僕はふわふわした可愛いものが好きなんですよ。癒されるし。だから小さな頃からSun-X系のキャラが好きだったんだよね~たれぱんだとか。Sun-X系キャラって小さい頃だけじゃなくて今見ても癒されるよねぇ

この劇場版があることは前から知っていたけど、子供向けっぽかったからどうしようかと...今に至るまで子供向けアニメや映画を見てきている奴が何言ってんだって話だけどwでも大人でも楽しめるという声を聞いたので、急に見たくなって、今日朝イチで見てきました。

すみっこに関する深い知識が無い僕でも楽しめるだろうか...と思っていたけど楽しめました!終始癒されましたね。

では感想行きます。2020年一発目の感想!

 

(注意:ここから先はネタバレを含んでいます。未見の方はご注意下さい。)

 

 

まずはすみっコの紹介から。すみっこの種類を詳しく知らない僕にとってはありがたかったね。風呂敷持ちのシロクマ、恥ずかしがりやのねこ、自身がペンギンかどうか分からないペンギン、残り物で食べてもらいたいという思いが強いとんかつ&えびふらいのしっぽ、恐竜だったかもしれないとかげ、他にもタピオカやらゆうれいやら雑草やらナメクジやら...多種多様なキャラな上に設定が凄い細かいなw一人一人にこんなにキャラの性格・設定を作れるとは...さすがすみっコぐらし。

んでキャラなんだが、ナレーション以外喋らず、喋るとしても画面上に出ている言葉で会話している。これがキュートで胸に刺さるんだよね~

物語はゆうれいが見つけた絵本の中に入ってしまう、というところからスタート。そこで新キャラ「ひよこ」と出会ったすみっコ達。絵本に描かれている昔話を楽しみながらも、独りぼっちのひよこの仲間を探すことに。

しかし、昔話とすみっコという組み合わせが妙にシュールw世界観がおかしくなっとる。個人的に好きだったのは桃太郎と赤ずきん。桃太郎はねこの桃太郎が鬼ヶ島へ行くことに。ここまでは本家と変わらないけど、鬼と遭遇したねこは鬼にきびだんごをあげる。家来じゃなくて鬼にあげるんかいwそして追ってきた鬼。しかしそれは襲うという意味ではなく、きびだんごのお礼を言いたかっただけだと。優しいな鬼よwこんなに平和な桃太郎は無いぞ...でもこれはこれで良い。赤ずきんではとんかつとえびふらいが登場。おおかみが家を用意し(ボタン一つ押しただけで家が完成するという便利なものだった)2人をおびきよせ、食べようとする。見事におおかみの作戦は成功したが、「食べてもらいたい」という2人だったため大歓迎。逆におおかみを追いかけ、おおかみは逆に怖くて逃げてしまうというね...wもうなんだこれは。

あと、絵本の中に切れ目があって、それを通ると別の物語に行ける、というのも面白かった。次はどの世界に行くんだろうか、と想像が広がった。

その後すみっコのみんなが集結し、物語に登場したゲストキャラクターも含め、みんなでご飯を食べるという、ほのぼのとした展開に。しかしそれでもひよこの仲間は見つからない。終盤でみにくいアヒルの子が出てきて、もしかしてその仲間か?という展開にもなり、一瞬ハッピーエンドになるかと思いきや見当違い。

そしてラストにて衝撃の事実が。それはひよこの正体は「絵本のすみっコに書かれた落書き」だったのだ。そのページにはひよこ一匹しか描かれていなかったため、独りぼっちだったのだ。それを知ったすみっこ達は、一緒に現実世界に来る?といいひよこを仲間にするというのだ。この時、ああ良かったな、これで独りぼっちじゃないな、と思っていた。

しかし現実世界に戻るホールに入る際、ひよこだけそのホールに入ることは出来なかった。絵本の世界の物や住人は、現実世界に行くことが出来ないからだった。なのですみっこ達とひよこはここでお別れ。また独りぼっちに。しかしその後すみっこ達はひよこの仲間を書いたり、家や背景を加えて豪華にしました。これでひよこは独りぼっちじゃない、という展開で幕を閉じたのでした。

いや最後の展開は凄かったね。不覚にも僕、ガチ泣きしましたよ。ひよこの正体を知った時からいろんなもの込み上げてきたのに、仲間になろうの宣言の後の唐突な別れのシーンでもう来ましたね。切なすぎるし、寂しすぎる。せっかく仲良くなれたのに、もう孤独じゃないのに...また孤独になってしまうと思うと可哀想で...そして更に最後にすみっこ達が自分に類似したキャラを描いたシーンでも泣けた。同じ容姿の子を描くことで、「いつまでも一緒」ということを暗示しているのではないかと思ったからね。エンディングでみんなが仲良くしているところでも「良かったなぁひよこ...」と思いながら涙が止まりませんでした。映画で泣いたのっていつ以来だろ...

癒しだけでなく、久しぶりの感動をありがとう、すみっコぐらし。

(※2024年1月10日追記:イラストは削除しました。詳細はこちらの記事をご覧ください。)