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映画「ポケモン2020」感想。

コロナの影響があったとはいえ、今年はクリスマスに公開された今年のポケモン映画「ポケットモンスター ココ」。

ここ数年、劇場版のオリジナルストーリーが続いているけれども、今回はその中でも良い作品でした。子がいる親は特に見てほしいと思いましたね。(僕?子はおろか妻もいないですよw)

ともあれの感想執筆いきましょう。2020年最後の感想です。ここからはネタバレ注意です。

 

 

 

物語はザルードというオコヤの森に住んでいるポケモンが人間の赤ちゃんを拾って育てる所から始まる。何か狼少年みたい。父のザルードの愛情を受けて、たくましく育っていく。そんなポケモン少年・ココは自身がポケモンだと思い込むように。ポケモンの能力が使えないと分かっていても。

ただ父ザルードはかつて群れに住んでいて、そこには他のポケモンや人間を連れてきてはいけないという掟があった。掟は守らなくてはいけないけどココを育てていきたい。そんな葛藤に悩まされるの、辛いな。どっちかを優先なんて難しいし。そんな葛藤するザルードを見てココも不思議に思う。

そんなココはある日、サトシとピカチュウに出会う。そこでの経験を得て、ココは自身が人間であることを知る。そしてザルードと会い、事実を知る。更にそこで対立が。ザルード族以外のポケモンや人間は信用できないから触れ合ってはいけないという父と、人間とポケモンは共存できるという息子。2人の対立。親子で意見が食い違ってしまうというのは成長する上で通っていく道だよね。

そんな中、オコヤの森が人間に見つかって破壊されるという展開に。サトシ達や森のポケモンも応戦するが、父ザルードを始め、ザルード達も戦うことに。そこでココに向けて「例えポケモンであっても、俺はお前の父ちゃんだ。」と言ってココを守るために戦う姿、良かったね。種族の違いなんて関係ない。愛情さえあれば親になれる。そう教えてくれた。

そんな子供を守りたいザルードと同じように父を守りたいという思いがあるココ。倒れてしまったザルードを助けるべく、なんとポケモンの技を使って回復させるのだった!いや一瞬何が起こったかと思ったけど、これは奇跡か、もしくは親を助けたいという必死な思いが、ザルードを助けた。いや素晴らしい親子愛だね。

最後はココが人間とポケモンが繋がれる架け橋になるために旅に出ると宣言。しかしザルードは反対し、再び対立。最終的にココが押し切って出ていってしまうものの、やはり親は親。心配しつつも子供の旅立ちを応援したくなるという気持ちはもちろんあった。最後はザルードと仲間達が盛大に応援し、その応援をココは涙ながらに見て、旅立っていった。

赤ん坊を育てて、時に反抗期を得て、一人での旅立ちを見送る...なんかホントの子育ての過程みたいで感動的だよね。僕も昔はこんなだったのかな...と自分のことを思い出すね。まあ、まだ独り立ちできていないけど。ただ、両親に対してここまで育ててくれた感謝や大事にしなくては、と思わせてくれるね。そして将来自分が親になって子供が出来たら、いつまでも愛していきたいと思った。自分がいつ父親になれるか分からないけども。

あと物語の途中でサトシが自分の父親について話すシーンがあったけど、サトシの父ってほとんど出ないからある意味貴重じゃないか?と思った。まあホントに少しだけだったがw

さて、来年はどんな...と思ったら来年の予告は無かったけど。来年はやらないのかな?やると思うけど。ってかやってほしいけど。

イラストコーナー:今作でいろんな所で笑わせてくれたポケモン、ウッウを描きました。あのボケっとした顔は個人的に好きですwf:id:sebunn:20201230145718j:image