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こち亀45周年。

こち亀こと「こちら葛飾区亀有公園前派出所」が45周年を迎えたそうです。おめでとうございます!

僕が初めてこち亀を知ったのは小学生くらい。CSの再放送で毎日やっていたのを見ていたんだけど両さんやその周りで繰り広げられるドタバタギャグは見ていてただただ笑えた。

両さんは仕事をよくサボって金儲けが大好きで、ありとあらゆる建物を壊したり人々に迷惑をかける、といったように普通の警察官としてはありえないことを連発するからホントに「大丈夫か?この警官」と思っていたけども、何話も見ていくうちに両さんがどういう人かが分かっていった。まず様々な才能がある所。社会で役に立ちそうなものから役に立たないものまで幅広いことの知識や技術力があるところ。中には僕も欲しいなと思ったスキルもあった。おまけに馬鹿がつくほど体力が高い。たまに「この人人間か?!」と思うこともあったしw

そして何より時折亀有やその人達を大事にする優しさや男気を見せる所。そこは素直にカッコよいと感じた。警察官ではダメでも、ああいう人が亀有にとっていなくてはならない人なんだなと。

両さんだけでなく、周りの人々も個性豊かなのもこの作品の面白さの一つ。金持ち&美男美女の中川と麗子、いつも両さんを厳しく叱る大原部長、バイクに乗ると人が変わる本田、出演すれば放送事故レベル間違いなしの特殊刑事達など、一癖も二癖もある人達が多い。そんな中でも僕が印象に残っているキャラが、丸井ヤング館こと寺井。だってあんなに個性豊かな面々の中で、唯一普通の警察官の感じがとにかく出ていたのでwただその普通っぽさが逆に面白く、特殊が多い周り(特に両さん)に振り回される様子は何か新鮮で良かった。ただそんな中でも彼は家族回やマイホーム回、船購入回など普通な彼らしい(?)活躍していたのもまた面白かった。

アニメが面白かったので原作も読んでみようと思い、読んでみる。すると原作以上の過激っぷりでとにかく笑えた。両さんは普通に犯罪行為しているし、部長の両さんに対するあたりがアニメ以上に強かったからね。個人的に部長がラストに派出所に乗り込んでくるオチは好きだった。絵の過激っぷりと派出所にいるキャラの部長に対しての一言との差が最高だったw特に「おめでとう×10」の回(タイトル忘れた)は腹抱えるほど笑った。

あと原作の回では両さんサブカルチャーへの知識の豊富さや漫画でしかできないシュールな展開など、アニメでは見られない要素が多くて良かった。流行になったものを原作に次々と取り入れていくのは新鮮だと思った。

後期になっても所々で新キャラクターや新展開が起きていくって、よくよく考えたら凄いと思った。だって、3~40年も続いているのに、新しいことが出来るんだからね。ただ新キャラが増えたことによって、初期キャラの寺井の出番がついに消えていっちゃったのは残念だけどね。どちらかといえばアニメの方にいっぱい出ていたのでアニメの方が彼の印象が大きかったとはいえね。ただそのアニメでさえ途中から出番が無くなったり...果ては原作の最終回にも呼ばれなくなる始末。ああいう普通キャラこそ、残していった方が良いと思ったんだけどねw

アニメはレギュラー放送は既に終わっていて、原作も40年という節目に連載は終わってしまったのは残念だったけど、原作は今でも不定期に連載してくれているし、アニメも40周年でスペシャルをやってくれたのでまだ公式に動きがあるのは嬉しい。アニメはまたレギュラー放送再開しないかな。

これからも亀有のために両さんや派出所には、ドタバタしながらも頑張ってほしいな、と思いました。これからもこち亀の活躍、期待しています!

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今後彼は出番があるのだろうか...w

 

 

 

『7』