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「私の百合はお仕事です!」感想。(前編)

「私の百合はお仕事です!」を見終わりました。

俗に言う百合作品。今までいろんな百合作品を見てきた僕。ただこれはその中でも結構重めでガチ要素が多い百合だったね。ただそれはそれで見ごたえあった。物語もちゃんと作られていて面白かったし。

 

早速感想行きます。ここから先はネタバレ注意です。

 

 

 

 

陽芽という美少女が主人公。「可愛いうえに純粋そうな子だ...」なんて思っていたら、数秒でそれを裏切られましたw可愛い仕草は通称「ソトヅラ」。中身はかなりのドス黒い子であり、その表裏の激しさから「何だコイツは...」と思うように。ただここまで表裏はっきりしていると逆にそれはそれでスカッとするし、面白い子だとも感じたw

そんな彼女はいろいろあって「カフェ・リーベ女学園」で働くことに。接客業となるとソトヅラが上手い陽芽にはピッタリwただこのカフェは従業員がお嬢様学校の生徒という設定で様々なキャラを演じている。結構面白そうだね。実際にあったら行ってみたい。ただ「シュヴェスター」などの単語や設定が難しすぎて若干混乱したけどもwってか働いている陽芽ですら分からさそうだったじゃん。最初は詳しく覚えようとしたけど、途中で諦めて「こういうことは気にせず気楽に見よう」ってなりましたw

ひょんなことから陽芽と美月は姉妹...という設定、いわゆる「シュヴェスター」になった。しかし陽芽の姉となる美月が、陽芽にめちゃくちゃ厳しい。確かに陽芽はミスが多く、たまに調子に乗ることもあるから注意は必要かもしれないが、そこまで言わなくても良いのでは?何か怖い人に思え、その時はあまり美月に好感が持てなかった。

しかしその後美月が陽芽と小学校に出会っていて、しかも因縁がある子だと判明。そう考えると今までの陽芽への厳しさも納得できる。ただ美月、陽芽への思い強すぎでしょ。愛がかなり重いのを見て、恐怖すら感じた。まあ陽芽もこの頃からソトヅラ属性を持っていて、これが原因で騒動をこじらせてしまっていたから、これはどっちもどっち、「〇〇が悪い」と一概には言えないような気もするが。愛は強すぎるとこのような悪い展開にもなってしまう。愛の怖さをこの作品で思い知りました。

お互いにお互いを思った結果、勘違いで関係がこじれていった2人。接客にも影響し、悪循環に。何とか仲直りしてほしい...と思っていたらその後誤解が解けて仲直り。仲直りの時に涙ながら抱き合うシーンはめちゃくちゃ感動したな...自分が客として来ていたら泣いていたかも。

再び姉妹としてリスタートし、物語はハッピーエンド...と思いきやこの後ある人物の暴走により新たな修羅場が始まる...?

 

その他思ったこと。

・主人公・陽芽を含めこの作品はヤバい子が多いと感じたw思いがガチすぎる美月、陽芽をリーベに働かせたいあまりにケガを演じる舞さんなどなど。そんな中、陽芽の友達・果乃子ちゃんは1話時点では「この子は純粋な子だ。ヤバい子が多い中で唯一の癒しだ...」なんて思っていた。しかし2話で陽芽好きすぎるヤバい子だと判明。果乃子ちゃん、あなたもか...と軽く絶望しましたwしかもそのヤバさは今後更に爆発するみたいで...?

・声優が豪華。陽芽役に小倉唯さん、美月役に上坂すみれさん、そして舞さん役には田村ゆかりさん!!いや、凄い。こんなに豪華なメンバーが揃えられるとは。10年前のアニメかな、とも感じた。

 

...すみません、中途半端ではありますが今回はここまで。本来なら1つの記事で終わらせようかと思って書いていたのですが、この作品が6話までと7話以降で物語が変わっているように思えてきたのです。いわゆる第1章と第2章的な。この2つの物語を1つの記事で収めようとするのは困難に感じたので、急遽前後編に分けることにしました。

2部編成は超電磁砲以来かな?でもあっちは24話くらいあったから前後編にならざるを得なかったけど、こっちは12話。それで2つに分けるって、この作品の物語が濃厚だってことを改めて感じたね...

ということで次回に続きます。

最後に陽芽描いてみました。

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