「ブログ、始めました。」

よろしくどうぞ。

「名探偵コナン 犯人の犯沢さん」感想。

名探偵コナン」のスピンオフ作品、「犯人の犯沢さん」を見ました。

コナンっていうと、サスペンス作品だから若干シリアスが多い作品で、ギャグとかあまり無縁そうだと思っていた。まあ最近は浦沢義雄さん脚本回などギャグを通り越したカオス回はあるけどもw

そんなコナンのスピンオフである今作。犯人こと黒タイツの人は作中でよく見かけるけど、まさかその人を主役に作品を作るとは...攻めたなぁwで、実際に見てみた。コナンの世界観をギャグで上手いこと表現できていて、めちゃくちゃ面白かったです。

 

早速感想いきましょう。ここから先はネタバレ注意です。

 

 

 

 

今回の主人公は全身黒タイツの犯沢さんって人。何でもある人を殺すために上京してきたっぽい人。この犯沢さんのキャラがまず面白かったね。「アイツを殺す!」って威勢は良い。けど上京してきたばかりで都会の様子にあたふたしたり、一人暮らしするのに奮闘したりともはやそれ以前の問題だったwそしていざ生活の準備が整っても特に進展もせずに普通に生活しているシーンが多く...もう犯人には向いていない気がしたwそもそもビビりだし騙されやすいし、何か性格的にダメだと感じた。

確定的にそう思えたのはペットを飼う回。「ペットを飼って犯罪の手助けをしてもらう」っていう発想はいかにも凶悪な犯罪者っぽく見えたけども、何故かポメラニアンに夢中になって借金までして飼ってしまうのがツッコミどころ満載でホントに最高だった。もうあなたには犯罪は無理だよw普通に生活して生きていきなさいよ。

レギュラーキャラも今回は健在だったけど、本編よりもカオスなキャラになっていてギャップで面白かった。まずコナンだけど何か丸っこくて普段と違う感は出ていた。それで4話で平次の服の中に入ったり銭湯で気持ちよくしているのが何か普段絶対見られない気がして可愛くも思った。特に本編とかけ離れていると感じたのは蘭。ほとんど表情見せないわ素手で凶器を潰すわでもはや狂気を感じたw他にもいろんなキャラがいろいろと弄られていた。あの安室さんまでもが...w

そして舞台の米花町も弄りすぎでしょw「犯罪が日常茶飯事に起きている」「爆発は風物詩」「転出するのは困難」...この作品は米花町を何だと思っているんだwこんな風に扱われたら住みたくなくなるよ。だって絶対ヤバいことに巻き込まれそうくないし。ってかキャラといい舞台の設定といい中には「これ大丈夫かな...?」って思うところあったけど、アニメ化までされたってことは、多分公式も青山先生も許可を得たってことだろうね。そう思うとこの作品凄いな...w

そんなこんなで物語は進んでいき、あのキッドまで登場した所でアニメ終了。犯沢さんの物語はまだまだ続くって感じがしたね。

コナン本編の世界を良い意味で弄りまくったこの作品。「ここをこのようなギャグで扱うんかい」とツッコミ所満載で、本編を長年見ている僕にとってはコナンを別の視点で楽しめた作品だと思った。あるあるがたくさんあったのも良かった。

ただここでアニメが終わるのは惜しいとも感じた。この後僕はサンデーのアプリでこの作品を読んでみたけど、アニメで見たいな、と思う回がいっぱいあった。特に「コナンがキック力増強シューズで犯人の顔を直接蹴る」回はインパクトが強めだったからアニメでも見たかったwまあそこは続編に期待したいね。あるかな?続編。あればいいな。

最後まで笑わせてくれてありがとうございました。

 

最後に犯沢さん描いてみる。犯沢さん頑張れ、と言いたいところだけど犯罪者だから応援しちゃまずいかwf:id:sebunn:20221220005147j:image