｢あおかな｣をプレイしてから、僕は恋愛ゲームというものに興味を持ち始めた。そんな矢先、｢D.C.4｣というゲームを見つけた。
｢D.C.｣シリーズは何となく知っていた。ゲーム自身はやったことないものの、ちょっと昔に放送されていたD.C.Ⅲのアニメを見て｢あ、面白いなこれ｣という印象があった。
そんなD.C.に最新作が出ると聞いて、公式サイトのキャラ一覧を見ていたら、あるキャラに惹かれていた僕がいた。そのキャラとははヒロインの一人である二乃。だって初めてニ乃を見た時、こんな清楚な黒髪なお嬢様系っぽい妹キャラがいるのかと、ちょっと興奮しましたからねぇ。いつもこういう恋愛ゲームでは、あまり妹系キャラには興味を持たず、むしろ同年齢、もしくは年上系の女性をタイプにしていましたから。でも今D.C.4で初めて妹キャラに興味持ったね。
そのような理由から、そしてコンシューマー版が発売されたということから、早速買ってプレイしてみることに。するとどうよ...かなり面白いじゃないかよ!まずシナリオが奥深さとキャラの可愛さ、そして個性の豊かさでどっぷりとハマってしまいましたねぇ...特にニ乃は予想通り良いキャラだった。
感想がてらプレイレポートしちゃいます。結構ニ乃メインです。
(注意:いつもはアニメ感想系で書くことなのですが、ここから先はネタバレを含んでいます。なので未プレイの方はあまり見ずに、製品を買ってプレイしましょう!)
いざプレイしてみると、ニ乃がどういうキャラなのかが分かってきた。それは、主人公一登の前で見せる顔とそれ以外の裏の顔があるということ。そして一登に対しては時々イジワルっぽく接するところがあるというところ。でもなんかそういうところも良かった。特にイジワルするときは一登のことを男としてからかっているところがあり、それを見て楽しんでいるところも良かった。...あ、決してドMになったわけではありませんよw
それに対して、一登の魔法でニ乃が笑顔を見せられたり、逆にからかわれるとすぐに赤面するのも良かったなぁ。この子すぐ赤面するなと楽しめたし。そして何だかんだ言って兄思いなところ。兄のことをいつも見ており、いつも心配してくれている。でも表にはあまり出さない。そのツンデレっぷりも良かった。あと個性的な料理も。
こんなに最高な妹はいない。そう確信した僕は真っ先にニ乃ルートを選ぶことに。するとその中では最高のイチャつきっぷりと、衝撃の事実が隠されていた。
その事実とは、主人公の一登は過去に事故で家族を失ってしまい、落ち込んでいるところにニ乃が表れて、そこでニ乃は一登の妹になったということ。そんな事実があったとは...この頃から兄思いの性格をしていたとは、ホントに優しいなニ乃は。
そういった経緯からニ乃は一登に好意を持っていても｢自分は妹としていなければならない」という責任感を持っており、付き合えなかった。でも一登の一押しで二人は付き合うことに。
付き合い始めてからは楽しかった。弁当を作ってもらってあーんしてもらったり、デートを楽しんだり、更には裸Yシャツを見ることが出来たり...などと楽しくも、癒される毎日を過ごしていた。
しかし、そこでまたある事実が発覚する。実は一登には本当の妹として三美という人がいた。そして三美という妹がいたという記憶が封印され、一登にとってニ乃が妹という記憶になっていたのだということ。
そして、その記憶の封印はニ乃の願いが関係していた、という事実。その責任感からニ乃は再び恋人から妹に戻ってしまう。この状況は一登はもちろん、一登のことが本当に好きであるニ乃にとっても辛いだろうし、互いに辛そうに見えた。
それでも一登はニ乃に｢二乃は悪くない｣ということを伝え、また三美が現れるという奇跡が起き、三美が本当の気持ちを話したことで、見事二人はいままでの状態に、いや今まで以上に良い恋人になれた、というハッピーエンドを迎えることが出来ました。いやこれはもう感動的だったな...
とにかく最高でした、ニ乃は普段は小悪魔的なからかい上手でその一方照れ屋で、そして責任感が強く兄思いな良い子だと、改めて思いました。ここまで妹キャラに惚れるのはこれが初なのではと思った。
しかしゲームをクリアしたとはいえ、まだ7人のうち1人しか終わっていない。本来ならすぐに別のルートをしたい。有里栖とか気になるキャラいっぱいいるし。でももしこれで別のルートを選んだら、ニ乃は妹のままではないか、ニ乃は過去を引きずったまま幸せになれないのでは...と不安になるから今すぐにプレイする勇気は今の僕には無いな。
とりあえずしばらく時間を置いて、ニ乃への未練が無くなったら別の子のルートもプレイしようかと。
おまけ:感想系ではないけどそれは気にせずイラストコーナー!今回はもちろん二乃を描きました。小悪魔モードも良きかな...
