コロナの影響で、最近まで新作のドラマの制作が中止になっていた。
またコロナか...と嘆きたくなるが、こればかりは仕方ない。だって、ドラマの撮影ってよく近距離になること多いし。
その代わりにその枠で昔のドラマの再放送が行われていた。そして再放送されるドラマのラインナップの良さは半端無かったな...
僕自身、今はあまりドラマを見ていない。見ているとすればテレ朝の｢相棒｣や｢Doctor-X｣といったシリーズ系しか見ておらず、単発のものはあまり見ていない。(ここ最近で見ていた単発ドラマと言えば｢コンフィデンスマンJP｣くらい?)
でもそれは今の話であって、昔はいろんなドラマを見ていた。特に日テレ系のドラマが好きだった。数年前までにさかのぼれば、｢家政婦のミタ｣｢ゴーストママ捜査官｣｢泣くな、はらちゃん｣など、最初から最後まで見るくらいハマっていたものが多かった。｢ミタ｣なんかは社会現象になったくらい人気だったし。
そんな中、日テレで再放送されたのが｢ごくせん｣の第1シリーズ。｢ごくせん｣はもう知っているってものではない。昔見ていて、凄くハマっていた。特にヤンクミが多くの不良達相手に1人で戦って次々と倒していくシーンは良かった。見ていてスカッとしたね～あと最初はヤンクミを嫌っていた生徒たちがどんどん打ち解けていく所も見どころだった。テレビシリーズはもちろん、劇場版も見ました。映画館ではなくテレビでだけどw
ただ第1シリーズは結構昔だったので僕は見ていなかった。見始めたのは第2か第3くらいだったし。でも第1シリーズも｢ごくせん｣らしさが出ていて面白かった。あと生徒役に嵐の松本潤さんが出ていたことは驚いたね。｢ごくせん｣は生徒役が豪華と聞くけど、まさか嵐からも出ていたのか...
そんなこんなで｢ごくせん｣に久々にハマり、気が付けば第1シリーズ全て楽しませていただきましたとさ。
続いてフジテレビ。フジテレビ系ドラマも先述した｢コンフィデンスマンJP｣や｢選タクシー｣くらいしか近年は見ていなかった。しかし、再放送の期間でまさかその2つが再放送されるとは...これって偶然か?
そんな中印象に残っているのが、7月に月9で再放送された｢やまとなでしこ｣。これは僕は全然知らない作品だった。両親は当時リアルタイムで見ていて、僕もその時近くで見ていたらしいが、当時僕は3歳だったため印象に残っているはずがない。その後も定期的に再放送され、親(特に母親)は常に見ていたらしいが、僕は見ていなかった。その後、とある押尾さんのせいで再放送すらできなくなっちゃったし。
なので特別編集版とはいえ、僕は初めてこの作品を見ることとなる。ちなみに特別編集版では少しとはいえ押尾さんが映っていました。もう世間に許されたのかな?
んで見た感想。素直に面白かった。見ていて桜子のあまりのお金持ちに対する執着にイラつきはしたが、欧介の純粋な性格、そして桜子への恋心から2人の距離が縮まって、そして事件が起こってまた距離が離れて、また縮まって...このすれ違いの繰り返しが何とも言えないくらいよかったね。
多くの視聴者は名シーンとして最終回のラスト(｢私には見えるんです!｣のやつ)を選ぶかと思うが、個人的には桜子が自分のお父さんと別れるシーンが印象に残っていた。桜子は自分お父さんがお金持ちだと、交際相手の東十条に嘘をつく。そして東十条がそのお父さんと会いたいと言うため、急遽田舎から来ることに。しかも桜子はノートを用意し、ここに書かれている通りの上品なお父さんを演じてくれと言うのだ。もちろんお父さんは｢冗談じゃない!｣と激怒。そりゃ当然の反応だろ...wしかし最終的にはお父さんは上品な恰好･振る舞いをし、東十条の前に現れる。何だかんだで、娘思いなんだな～と思った。更にお父さんとの別れ間際、もう桜子と二度と会えないと分かっていながら強がって笑顔で桜子と接するお父さんは最高だった。どこまで娘思いなんだと、感動してしまったな...
最後まで見終わって、昔にもこんな良きドラマがあったんだなと思った。封印されるのがもったいないくらいだよ...
いろんなドラマの再放送見ていて思ったのが、｢結構傑作が多い｣ということ。そしてその多くの傑作が葬り去られるのはもったいないのでは?とも感じた。だからこれからいろんな局が平日夕方とかにドラマの再放送していくのも良い気がする。そりゃ出演者の問題とかもありそうだけど、押尾学が解禁されているくらいだからもうほとんどの作品が平気なような気がするけど...どうなんだろうね。
まあ再放送にしろ新作にしろ、今後自分がハマりそうな良いドラマに巡り合うかもしれないね。今後はドラマも定期的にチェックしなくては。
