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「STAND BY ME ドラえもん2」感想。

「STAND BY ME ドラえもん2」を見てきました!前作も感動できましたが、今回も感動しましたね~もちろん感動だけでなく笑えるところなど他にも見どころありましたよ!それらを全て踏まえて良き作品でした!

感想いきます!以下ネタバレ注意です。

 

 

冒頭はあの名作「おばあちゃんの思い出」がベース。この作品、アニメ版や映画版等見たことあったけど、良い話なんだよね...おばあちゃんののび太への優しさが伝わってくる。その優しさは幼少期はもちろん、未来から来た現代ののび太に対してもだったし。なんか温かさを感じる人だったな。こんな温かいおばあちゃんがいたなんて、のび太羨ましい。きっとのび太のたまに出る優しさはおばあちゃんから来ているのだなと感じた。

さて、この後おばあちゃんが「のびちゃんの未来のお嫁さんが見たい」と言っていて、原作ではギャグ風にして締めていたけど、この作品では未来に行って未来ののび太を連れてくることに。そういえば昔「おばあちゃんの思い出」のラスト見ていて、「未来から連れてくればいいんじゃない?」と思っていて、それで連れてきたらどんな反応するのか見てみたいなーと思っていたので楽しみだった。

そして未来に来てのび太の結婚式を見ようとするものの、当日に大人のび太が来なかったり、そのせいで式が滅茶苦茶になったりなど大混乱。挙句の果てにはタイムマシンが無くなって現代に帰れなくなるというピンチに。そこで「タマシイム・マシン」という道具を使って過去ののび太にピンチを伝えようとするんだけど、それが結構面白いと感じた。

というのも、冒頭でのび太が急に倒れたり透明のドラえもんが突然現れたりなど意味不明なシーンが存在したのだが、これはこの時への伏線だったのか!タイムマシンを利用したこのような演出、まるで「魔界大冒険」を彷彿とさせるようで興奮したね。

現代へ帰れたのび太達は大人のび太と再会。何でもしずかちゃんを幸せに出来る自信が無くなったとのこと。んで時間が欲しいということで試供品の入れ替えロープを使ってのび太同士入れ替わることに。子供の恰好して動き回る大人のび太、子供っぽかったな。いつまで経っても子供っぽさを忘れないってのものび太の魅力の一つだよね。あとのび太が不良に絡まれた時にジャイスネが助けにいったのはカッコよかった。前作ではあんなひどい性格だったのにこんなにカッコよくなるとはジャイスネのくせに生意気だなw

楽しそうに見えた光景だったが、入れ替えロープの不具合によりのび太の記憶が消えてしまうという危険な状態に。その時記憶が消えてしまうのび太に対してドラえもんが泣きながら嫌だというシーンは感動的だった。恐らく僕はここで一番感動した。だって過去の回想をはさむんだもん...あれを含めて泣いているシーンが流れたらこっちだって泣いちゃうよ。

その後何とか危機を乗り越え、大人のび太は結婚式に戻る。結婚式でも、大人のび太のスピーチやタイムマシンで来て、隅で結婚式を見ていたおばあちゃんなど良いシーンがたくさんあったな~

そして無事結婚式を終えて物語は終幕。何だろうね、のび太の一番良い所は優しくて友達・家族思いなんだよ。大事な人を幸せにするためには何だって頑張る。何をやってもダメな所もあるけど、こういうような良い所もある。きっとおばあちゃんもしずかちゃんもそれを知っていたから、どちらものび太が好きで、大切にしてあげたいという思いがあったんだろうね。それを知ることが出来た良い作品でした。

...さて、早い話だけど「STAND BY ME ドラえもん3」は作られるのだろうか?前作と今作でいろんな傑作回使っちゃったからもうネタが無さそうか...いっそギャグ回だけで作るってのもアリじゃないか?とも考えたけどギャグ回だけで90分くらいの劇場版はキツいかw

 

イラストコーナー!:今回はくまのぬいぐるみを描きました。f:id:sebunn:20201127220007j:image