今期のアニメ｢幼なじみが絶対に負けないラブコメ｣見終わりました。ラブコメ系のアニメ見るのって結構久しぶりな気がするな。
恋愛系の物語って結構萌えるシーンがいっぱいあって好きでもある一方で、主人公の男性がモテモテだからそれに謎の嫉妬心を覚えてしまってスッキリして見れないことが多いんだよね。すみませんね、小さい男でw
んでもって久々に見たラブコメアニメ。ヒロインの可愛さや次々に起こる急展開等、楽しめる要素が多くて面白かったです。あとエンディング曲が依存性高かったっす。
じゃあ感想いきましょう。ここから先はネタバレ注意です。
この物語の主人公は丸末晴という男性。そしてここではかつて末晴と幼いころに仲が良かった子、いわゆる幼馴染2人がメインとなって末晴とラブコメ的展開を起こしていく。なるほど、確かに幼馴染って昔からの付き合い長い分、恋愛的な部分で有利なとこあるよね。まさに｢幼なじみが絶対に負けないラブコメ｣ってわけか。
んでこのメイン2人はそれぞれ違う見どころがあって良かった。
まず黒羽。この子は明るく元気で、末晴にとってお姉さん的存在だから頼りになるし、あらゆる面で積極的だったのが良いね。また彼女はちゃっかりしていたり、積極的で所々であざといという一面もあったけど、その一方で面倒見が良く、末晴が悩んでいると相談を聞いてくれるという優しさはグッときた。
次に白草。この子はクールな性格でほぼ無口な性格だけど、末晴に対する思いは確かだった。確かすぎて、たまに暴走していたけどwあと彼女は不器用な所もあったけれど、その分努力家で、末晴に認められるために頑張ろうという思いはこっちにも伝わってきた。
こんな高スペックな彼女達に恵まれているなんて羨ましいぞホント。ちなみに僕が末晴の立場だったらこの2人の中でどちら選ぶかといったら...黒羽かな。落ち込んでいる時とかでも元気にしてくれそうだし、一緒にいて退屈しなさそう。
ただ記憶喪失という嘘をついたのに一向に謝らず、逆ギレ状態になった時はちょっとな...って思った。｢察してよ!｣と言われても、どう察すればよいのか僕にはさっぱりで。そういうことを考えたら常に優しい白草も良いのかな、なんて。
物語の序盤は末晴が初恋だった白草に振り向いてもらうために、黒羽と恋の復讐を計画それの最終目標である白草に告白するという所からスタート。しかし白草も実は末晴のことが好きだったことが判明。これは衝撃。これはこの2人が結ばれるか?と思いきや告白祭でまさかの展開が。なんと黒羽に告白した!しかもその理由が｢いつもそばにいたから｣なんて熱いねぇ。熱いよホント。こんな大逆転劇は無かった。このまま行けば2人は結ばれ...
と思いきやまさかの黒羽の答えは｢嫌だ!｣おいおいマジかよwここまでやっておいてそれは無いだろ～これで結ばれればハッピーエンドになったはずなのに。しかもその後何故か後悔しているしw分からん。ますます黒羽が、乙女心が分からなくなったよ。
その後は黒羽が記憶喪失になったり(嘘だったけど)、芸能会社とCM対決したり、みんなで沖縄行ったり、骨折した末晴の面倒を見たりなど、目まぐるしく展開が変わっていった。様々な急展開、だがこれもラブコメの魅力の一つ...なのかな?
そんな中ラブコメ展開も目まぐるしくなっていく。先述の嘘で末晴と黒羽の仲が微妙になったり、逆に白草とは良い感じに距離が縮まったり、新しいヒロインの真理愛が急接近したり、果ては黒羽の妹達まで末晴を好きになったりともうカオスな状態に。ここまでいろんな人に好意を持たせるなんて末晴、マジで罪な男だ。
そんなラブコメ、どういう結末を迎えるか...だったのですが結局最終回まで誰と付き合うかは明確にならず。まあ原作がまだ未完だから当たり前か。だけどまあ黒羽と良いところまでいって、最終的に黒羽が得したって感じだったね。そして突如出てきた「おさかの」という概念。よくわかんないけど便利な概念だなと思った。
ただこの作品、いつしか最終回を迎えた時は、ヒロインをどちらか1人に絞らなくちゃいけなくなるんだよね。そうなると末晴にとってはどちらにも愛着があって、かつ2人(3人以上?)とも末晴のこと愛しているからね。どちらかは末晴と結ばれて幸せになるってことは、どちらかは切ない展開になるってわけか...さすがに2人共は無理なわけだし。ただそうなると結ばれなかった方が可哀想だな。そう考えると完結しないままただただ日常が進んでほしいって思いもある。そう考えると「おさかの」はありだな。
まあこの後どんな展開が待っているか、楽しみにしています。ともあれ楽しくて萌えるラブコメごちそう様でした!ギルティ!!!
イラストコーナー:今回は黒羽描きました!何だかんだあっても、彼女が一番好き。
