「ブログ、始めました。」

よろしくどうぞ。

映画「クレヨンしんちゃん 2021」感想。

突然の延期から3ヶ月...どれほどこの日を待っていたことか!映画「クレヨンしんちゃん 花メキ!謎の天カス学園」公開しました!んで早速初日に見てきました!

今回は学校での青春、そしてミステリーがメインなんだとか。これを聞いた時、かなり面白そうだと思ったのだけど、想像以上に面白かった!しかし青春か...社会人にはもう無縁なものなのかな、と哀愁も...

まあそんなことはさておき感想行きましょう!ここから先はネタバレ注意です。特に今回はミステリー系なので。

 

 

カスカベ防衛隊の5人が体験入学のために訪れたのは「私立天下統一カスカベ学園」通称「天カス学園」。いつものことだけど、クレしんに出てくるゲストキャラや施設ってクセがあるもの多いよねw

そしてそこで始まる青春物語。そこには優等生からギャル、不良や番長までありとあらゆる生徒が。これを見ていて僕は自分の学生時代を思い出した。「ああ、こういう子いたな~」なんて懐かしむことが出来た。大人になって観ると、こういう考えも出てくるものなのね。あ、ちなみに僕はごくごく普通の生徒でした。

そんな中しんちゃんと喧嘩した風間くんが吸ケツ鬼に噛まれておバカになる急展開になり、犯人を捜すべくしんちゃん達は捜査をすることに。

今回は尻で捜査するしんちゃん、2時間ドラマの力で独特な推理センスを披露するネネちゃん、学園の子との恋物語を展開するボーちゃんなど、様々な子が活躍していたけど、なんといっても一番活躍したのは風間くんだよね。元々彼の誘いで今回の物語は始まったんだし。自身も中々のエリートっぷりを発揮していたけれど、他の子たちもエリートになれるように奔走していく。しかもその理由が「みんなと同じ学園に入りたいから」。風間くんが友達思いだってことがとても伝わったし、それを素直に言えず、しんちゃんと喧嘩してしまうところも風間くんらしいな~と思って良かったね。あとおバカモードになった時はもういつもの風間くんとはかけ離れていて面白かった。所々でボケてくるから、みんなが捜査しているシーンでも思わずそっちに目がいって集中出来ないくらいだったもんw

あ、そうそう忘れそうだったけどマサオも活躍していましたよ、いろんな意味でwおちこぼれ扱いされた挙句、不良になってしまうとは。でもなかなか似合っていた気もする。奴は調子に乗るとそうなる奴だから。まあ所々で元のマサオに戻っていたので「やっぱりマサオはマサオだ」と謎の安心もありましたwでもまあ今回はカッコよかったところもあったっすよ奴には。

そんなこんなで物語は進んでいくのだが、ミステリー要素とギャグ要素が混じっていてとても面白かった。ウォシュレットで空飛ぶなんて誰が想像できるか?もう最高でした。そしてついに犯人が判明する、ここではあえて犯人の名前は伏せるけど(ネタバレ感想だけど、まあ一応ね)ここで思ったのが「エリートばかりが良いことばかりではなく、それなりの苦痛がある」ってことだね。いや~良かった、僕はエリートから程遠かったから良かった。...良いのか?

これで終わりかと思ったら、エリート風間くんが出てきて、マラソンで勝負するという急展開に。まさか風間くんがラスボスになるとは思ってもいなかった。しかし今回の風間くん、変化が激しいねw最後AIと合体した時は「ロボとーちゃんか?!」って思ったよ。そういえば監督同じだったね。

そのマラソンでは他の4人は苦戦を強いられるけど、他の学園のみんなとの協力により、苦難を乗り越えていく、友情を築いた人たちと協力して困難を乗り越える、まさに青春だなって興奮しましたよホントに。そして最後は素の風間くんとしんちゃんが互いに本音を語りながらゴールして、幕を閉じる。

いやもうホントに最高の青春映画でしたよ。羨ましくて、自分もこんな青春送りたかったって思うくらいに。あとミステリー要素としても所々に伏線がはっていて、見ごたえがあった。やっぱり面白いな、映画クレしんは!特にここ最近そう思えている。

公開終了後、来年の映画予告が。そういえば来年で30作品目だっけ。おめでたいね~で、来年は忍者系か。面白そう!

来年も楽しみにしています。そして来年こそは、来年こそはぜひ延期が無いようにしてほしい。もう延期はこりごりだからねホントに!!

イラストコーナー:今回はマサオ描きました。今年もいろんな意味で活躍していた鬼義理マサオ。来年はどんな活躍するのやら。

f:id:sebunn:20210730163210j:plain