今から3年前アニメに初放送され、今期に再放送がされた｢ポプテピピック｣。
僕自身、アニメ化する前に原作をまあまあ読んでいたけどファンってほどではなかったwただそのぶっとんだ話の数々は読んでいて痛快だったし、まあ面白かった。｢クソ漫画｣という誉め言葉を与えても良いくらいのw
そんな｢ポプテピピック｣が3年前にアニメ化された。あんな漫画がアニメするとどんな化学反応が...気になった僕は見てみたのだが、とにかく斬新すぎる演出に、驚きを通り越してもうやけ笑いしていました。
そんな｢ポプテピピック｣、放送当時は忙しかったこととどう書けば良いのかとのことで感想書かなかったのだが、再放送されてよい機会ということで今回書いてみることにします。
では行きます。ここからネタバレ...は良いか。クソアニメだしw
まず何に驚かされたかというと、キャスティング。当初はポプ子が小松未可子さん、ビビ美が上坂すみれさん、と聞いた時は有名な2人のキャスティングに驚きながらも、まあ納得。しかし第1話で江原正士さんと大塚芳忠さんといきなりキャスト変更。急に渋い声が来た時は驚いたわwまあ確かに原作でそんな要望出していたのはかすかに覚えていたけども、当日になって急に変わるか...と絶句でしたね。
しかもこれで終わらない。30分番組なのに15分で終わり、後半は何と前半と同じことをするという構成。アニメなめてんのかwと最初は思ったがここで終わらないのがクソアニメ。なんとBパートでもキャストが再び変わるという展開に。ホントなんだよこのアニメはw
この声優チェンジ方式は最初はツッコミしか無かったものの、見ていくうちに楽しくなりつつあった。｢次はどの声優が来るんだろうかな｣という予想もできたし。また、組み合わせによっては｢別作品で共演経験のある人｣とかだったので、それが好きな作品での共演者だった場合、その作品のネタもあるので2倍で楽しめた。そのレパートリーも豊富で、クレしん、けいおん、けもフレ、シティーハンター、ミルキィからコナンまでありとあらゆる。また回によっては声優さんがふざけすぎている回もあったので(金朋さんとか杉田さんとか)そういうのも面白かった。だからこのシステムはありだと思った。
またミニコーナーがバラエティ豊富だった。英語だの8bitだのいろんな種類があったけど一番印象に残ったのは｢ボブネミミッミ｣という(新)コーナー。なんと言うか、キャラデザが本家と違うってレベルじゃないくらいの崩壊っぷりで笑えた。その上声もこのコーナーを製作したAC部の人達がやるところがもう何ともwそんな一線を超えていそうなコーナーだったけど、原作の回をやっているもで、原作の回と比較してみると面白いし、何か若干のアレンジがあったけどそれも良い味だしていてよかった。ポプテピのコーナーの中で、一番楽しみだったかもしれない。
そんな異色に異色を放ったアニメ、最終回はどんな風になるかと思っていたら...まさかの蒼井翔太が実写で登場するという今までに見ない展開に。更にAパートとBパートでストーリーが若干違う、ラストは蒼井翔太が歌って踊る...
いや、マジで自由すぎるでしょこのアニメwここまで自由だとむしろ賞賛しますわ。まあこういうアニメはたまにはあっても良いのでは?と感じた。もうやけですよw
...と、まあここまでが3年前に見た時の感想。そして今期で再放送が行われる。だがそこで僕は
｢あのアニメが普通に再放送するのか?｣
と、何か嫌な予感が僕の頭をよぎった。そしてその予感は、見事に的中してしまうw
そう、何とキャストが本放送時とは違う組み合わせとなっている、いわばリミックス版となっていたのだ。その結果本放送では(他と比べては)まだ普通だった回が、違うキャストによって(特に金朋さんと杉田さんの回や、日笠佐藤コンビの回とか)カオスなことになっている回もあったりするのだった。いや、やってくれたね。しかも｢ボブネミミッミ｣を始めとする他のコーナーもリミックス版のキャストに差し替え。個人的には｢ボブネミミッミ｣はAC部の声が良かったな...なんて。
更にそれだけで留まらず、オープニングまでリミックス&新規アニメーション。これもうもはや新作みたいなもんじゃん。ただこれは円盤化されないみたいで。惜し...くもないかもw
いろいろ変わっているリミックス版、個人的に最終回の蒼井翔太が気になったのだが...前回同様出演して、前回同様に物語は幕を閉じる...と思いきやまさかの2期決定告知が。よく2期作れたなw2期どうしよう。一応見ようかな。何となく面白かったし。
まあいろんな意味でカオスなアニメをありがとうございました...?
最後にポプ子を描きました。一部不適切な部分は自粛処理しています。決して元から描いていないわけじゃないからね!
