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映画「五等分の花嫁」感想。

ついに...ついに見てきました!「五等分の花嫁」の映画を!

最近になってこの作品を知りハマった僕。改めて、アニメ開始当初から見ておけばと思ったね。そんな五等分の花嫁もいよいよ劇場版。更にそれを持って3年に渡って続いてきたアニメ版も完結。寂しいな...

最後だけに見どころが満載だったけど、何より気になるのは風太郎の花嫁。ずっとそれが気になっていた。そして今回決まる。果たして誰を選ぶのか。ドキドキしながら見ていたね。

それを含めて最後まで見させてもらいましたが、本当に最高でした...終わった頃には涙が止まらなくなっていたくらい。それと同時にもうこの子達を見られないのかと思う悲しさもあふれてきました。

 

詳細な感想行きます。ここから先はネタバレ注意です。

 

 

 

いろいろあった学園生活もいよいよ高校最後の文化祭へ。準備を進めていくなか、ついに風太郎がある決心をする。「文化祭の終了後、五つ子の一人に告白する」と。

それを聞いた時、風太郎まじか!だって今まで恋愛なんて考えもしなかった人じゃん。そんな彼が人を好きになるという感情を持てたことも凄い。というか今までの風太郎と比べると人の気持ちを考えたり社交的になったりと、かなり成長していた気がした。嬉しいと思えた反面、「とうとう五つ子を選ぶときが来た」という事態に切なさを感じた。出来ることならこれからも今まで通りの状態で過ごしていってほしかった。でもいつかは避けては通れないことだし仕方ないか...

成長といえば五つ子もそう。今まで明確な目標が無かった五つ子達が「好きな人に振り向いてもらえるように」「自分の夢に向けて」努力をするシーンは見ていてよかっか。風太郎と五つ子。この2人が出会ったことにより、両者とも成長することができた、そう、この出会いは無駄じゃなかったんだと改めて感じた。

五つ子個別に描かれていくシーンは良かったね。まるで風太郎と出会ってからの約1年間の総決算みたいな感じがした。あとそれぞれのラストにみんなが風太郎にキスするシーンは興奮した。やっぱりみんな風太郎のことが好きなんだなと。そういえば五月だけはしなかったのは何故だろう。

風太郎と五つ子は何とか乗り越え、文化祭を終わらせた。そしていよいよ迎えた告白の時。この文化祭を通して今まで以上に風太郎との絆を深めていった五つ子達。でも風太郎と結ばれるのは1人だけ。仕方ないと言えばそうなんだけど、改めて辛いな。と感じた。だって他の4人は選ばれないんだから。あんなに思いを伝えたのに選ばれない子が出ちゃうなんて、現実は残酷だ。

最後は五つ子それぞれが別の教室にいて、好きな人の所へ行くというもの。何だこのシチュエーション...こっちまで緊張した。五つ子との約1年ほどの付き合いを得て風太郎が選んだ子はーーー

 

四葉

 

僕はこの時、若干だけど驚いた。というのも四葉は二乃や三玖などと比べると風太郎への恋愛的なアピールはあまり見られず、どっちかというと友達として見ていた印象があったからだ。だけど最初から風太郎に対しても好感的に接していたし、学年末テストの時やデートの時など、良い感じになっていた所もあった。

何より彼女の「いつも姉妹や他の人のために一生懸命頑張る」という部分が風太郎にもしっかり届いていたんじゃないかと思う。これは今までもそうだったけど、今回の文化祭でも倒れるくらい頑張っていた。もちろん風太郎に対しても楽しい文化祭にするために精一杯動いた。風太郎は昔まで自分のことを卑下していたから、「こんな自分のために頑張ってくれている」という四葉の真っすぐな気持ちが、風太郎が選んだ理由なんじゃないかと。これには選ぶ理由にも納得できた。

たださっきも言ったように、四葉以外の選ばれなかった子達の様子は本当に辛そうだった...特に途中からとはいえ風太郎へ愛を注いでいた二乃、そして風太郎のおかげで自分自身を変えられた三玖。特に三玖は初期の頃から風太郎を愛していて、そのためにいろんなことを頑張ってきたのに...寂しそうな表情に、こっちまで泣きそうになった。

あとこの告白をしたことによってもう一つ不安なことがあった。それは「もし誰かが選ばれたら、五つ子はもう今までみたいに仲良くなれないんじゃないか」と。だって何かきまずくなりそうだし...その上四葉風太郎だけでなく姉妹も好きだったためにそれぞれ姉妹に謝りに行く。四葉らしいと言えばそうだけど、大丈夫かなと心配になった。

案の定二乃とは最初対立してしまったけど、その後彼女含めてみんなとも話し合うことができ、また姉妹それぞれ風太郎に対しての後悔もなく前へ進んでいく。辛いはずなのに最後は祝福してくれた。みんな優しすぎでしょ...今まで通りの、いやむしろ今まで以上の仲になれたんじゃないかな。

そして5年後...ついに風太郎と四葉の結婚式に。女優として活躍する一花、一緒に飲食店を開いた二乃と三玖。そして念願の教師になれた五月。みんなそれぞれ夢へ向かって努力し、それを叶えることが出来た。五つ子がこんな立派になるなんて。これも風太郎のおかげだよね。

その後迎えた式がとても印象的だった。風太郎と四葉が、姉妹に対して自身の気持ちと感謝を述べていたんだけど、それぞれに送った言葉が本当に泣けた。最終的には四葉を選んだけど、風太郎は五つ子みんなのことが好きだったんだという思いが伝わってきた。

式が終わっても仲良くしていた五つ子。この子達と風太郎の仲は、これからも永遠に続いていくんじゃないかな。

という形で物語は幕を閉じた。何だろう、これで終わるのはやっぱり寂しい。この後の物語とか続編でやってくれないかな。結婚した後の生活や、他の五つ子達とどのように接しているかとか見てみたい。それか他の子に告白したバージョンとかも見てみたいね。

ともあれ短い間でしたが、ドキドキと感動をありがとうございました!五つ子最高!

 

最後に三玖を描きました。このふくれ顔好き。