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「RPG不動産」感想。

今期のきららアニメの一つ、「RPG不動産」を見終えました!

今度のきららアニメはRPGといったファンタジー要素強めの作品。ただそれに現実でもよく見かける不動産をミックスするとはね。異色の組み合わせだなと思ったけど、だからこそどんな作品か気になった。

 

では早速感想いきます!ここから先はネタバレ注意です。

 

 

RPG風の世界にたたずむ不動産屋。そこで主人公の風色琴音が仲間と一緒に不動産で働くストーリー。RPGの世界であるため、琴音は魔法使いなどというような様々なRPG風の職業についていた。彼女達だけでなく、ゲストキャラも。スーパースターだけ「?」と思ったがw

そう考えるとRPG風作品なのかと思えるが、この作品は「RPG」、そして「不動産」。この異世界に様々な物件が出てくる。RPG仕様の家なので何故か地下にあったり部屋に水が引いてあったり。ゲームに出てくる建物を、こういう風にネタに出来るんだなと思い、RPGを別の視点で見られて面白かった。個人的に「勇者が入ってくる家」はいかにもRPGあるあるだと思って一番ツボでしたね。まあそんな家住みたくないけどw仕掛けだらけの家とかは毎日退屈しなさそうで良いかも。

琴音なのだが、当初は真面目で明るい子というイメージだったのだが、回を追うごとに所々でズレた発言をしたりてへぺろ顔になったりと天然な部分が出てきてあれ、何か変わった子だなと思いながらもそのギャップでますます好きになった。またそれ以外にも琴音以上に天然なキャラのファーや欲が多いルフリア、かなり強そうなのに女の子っぽくありたいラキラ(その見た目や性格、きらら系であることからリゼっぽく感じたのはここだけの話)など、みんな個性豊かだった。

あとこの作品の魅力点として挙げるなら、きらら作品にしてはサービスシーンが多めということ。まず普通でも露出が高い服着ているし、所々で脱ぐシーンも。風呂シーンも多めで更に湯気や光がほとんどなし!9話の温泉回で裸に葉っぱを付けるシーンを見た時は恐れ入ったねwだってきらら系ってそういう規制厳しいじゃん。なのにここまで、しかも地上波で出来るなんて。ある意味凄いよ。

こんな感じで最終回までみんなで楽しくぼのぼのと不動産していくんだろうなと思っていた。ただそのストーリーの中で所々不穏な部分があった。その要因はファー。当初は寝ている間に外に行ってしまうという何ともないものだったが、その後その近くでドラゴンによる街の被害があったという知らせが。ただ僕はファーは関係ないと思っていた。というより関係なしであってほしかった。琴音だって否定をしていたし、だってあんな純粋な子がそんなことするはずがないよ。ちょっと変わった子だけど、そんな悪いことはしない。

でも様々な疑惑が出て、ファーは一時的に捕らえられる。その時のシーンがホント辛かった。だって仲間のルフリアやラキラもファーのこと疑っていたし、教会の2人も今まで仲良くしていたのに急に手のひら返しでファーを捕らえる。いや残酷すぎ。こんなに態度変える?信じてくれないのかよ...何か急に酷い現実的な展開になって、見るのも辛くなるほどになった。今までの癒し展開どこいった。

更にこのような展開は続く。ファーの誤解は解けたから一安心。と思いきやドラゴン化した上に操られ、果ては琴音を殺してしまうというとんでもない展開に。これはかなりキツい。特に琴音の遺体が置かれてiいるシーン。ファー含めみんな悲しんでいるんだもんな涙を流している姿は見ていて辛かった。特に一番辛かったのはファーだろうな...

ところが突然の急展開で琴音が生き返る!...いやあまりにもあっさり生き返ったから少し拍子抜けしてしまったwでも良かった。みんなも喜んでいたし。もしこれで琴音が亡くなって3人のままでアニメ終了なんてオチになったらもう僕一生トラウマものになり、最悪この作品が嫌いになっていたかも。最終的に孤島に異動(左遷?)にはなってしまったけど、またいつも通りの不動産屋に戻れて一安心。

笑いあり癒しありサービスあり...からのシリアスあり鬱物語までありといろいろありでお腹いっぱいです。これからの物語も楽しみだけど、出来れば今回の終盤の時のような鬱な状況にはならないでほしいな。最初から最後まで、楽しく不動産をやっていることを願います。何か原作ではまたシリアスになっているらしいから望み薄そうだけど。

ともあれ、ありがとうございました!

最後に琴音描いてみました!RPG不動産、あったら行ってみたい。