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高級フランス料理体験記。

高級料理に縁がない僕がついに高級フランス料理を食べた。

 

僕の家は極々普通の家庭であり、食生活もいたって普通だった。家でたまにあるごちそうといえば、ピザや寿司などであり、ホテルなどにある高級料理とは全く無縁だった。

今までそれらとは無縁なのはその普通の家庭なため高級なのには手が出せないというのもそうだが、そもそも僕自身が食に対する大きなこだわりはなく、「美味しければ値段は安くても良い」という感じで生きていたからだ。世の中には安くて美味しい料理がいっぱいあるし、それで楽しめるなら十分だと思っていた。それにこんなこと言うのは失礼かもしれないが、高級だからといって美味しいとは限らないし。

なので高級料理はぐるナイのゴチで人が食べているのを見るくらいで、実際には食べたことは無かった。

そんなある日。そのゴチのTwitterキャンペーンに当選し、高級フランス料理の1セットを無料で食べられるお食事券を貰った。先程高級料理に関して興味ないと言ったが、無料で食べられるのなら話は別。急に食べに行きたくなった。...すみませんね、がめつい人間でw

...んでその券を貰ったのが去年の12月の話。忙しいという理由でしばらく放置していたら有効期限が今月末まで迫ってきたので、今月某日いよいよ食べに行くことに。ちなみに券は2人分あったので家族で協議の末、僕と父が行くことになった。

そんな高級料理ド素人の僕によるフランス料理体験。そのレポみたいなものを書きます。

 

(注意:ここから先は高級料理未体験の僕による料理の感想や食事マナーで気づいたことを書いていきます。このような料理に慣れている人にとっては呆れたりイラついてしまうかもしれませんが多めに見ていただければと思います。また、料理に対して失礼なこと言いそうなので店名は敢えて伏せます。ご了承を。)

 

まず最初に来たのは、パン。3種あるみたいでシェフが「好きなものをお選びください」と言っていたので1種類しか選べないのかと思っていた。ポケモンの御三家かよwが、実際は3種全部貰えたみたいだった。父のフォローにより、3種全部貰えた。お腹が空いていたのでパンにがぶりついていると父に「ここではパンはちぎって食べるんだよ」と言われた。パンといえばかぶりつくものと思っていたので、少し驚きながらも、ちぎって食べる。

そうでした、僕はこのような料理は未体験だけど父は社会に出て40年以上で様々な体験をしていたため、このような料理には慣れていた。なので分からないことはほぼ父にフォローしてもらった。

そしてこの後の出来事を軽くまとめます。

・肉料理。肉は好きなので興奮した。国産ロースは今まで食べた肉の中で一番美味しくて感動。あとこれはミディアムという焼き方で完全に焼かれていないとのこと。肉といえば完全に焼くのが常識と思っていたが、これも悪くないかも。

・フランス料理が故に所々でフランス語を使用しているためメニューだけ見てもどんな料理か分からない時があった。「べニエ」と言う単語が出てきて「何か特殊な料理かな?」と思いながら出てきたのは天ぷらのようなものだった。天ぷらってフランスだとこんなおしゃれな名前なのね..wフランス料理って何でもおしゃれに聞こえるなと感じた。

・アスパラやみょうがなど、普段の食卓で見かけるものの自分からはあまり食べない料理も多くあった。今回これを機に食べてみたのだが、結構美味しかった。元々が美味しいものだったのか、はたまた美味しくアレンジしたいたのかは不明だけどw

・フランス料理なだけあって、食事のマナーはかなり厳しい。ナイフやフォークの使い方や食べ終わった時のそれらの置き方などなど。未体験な僕には少々キツかった。「ここまでする必要あるか?」なんて思ったり。これに関しては父に教わりながらやっていたが、ナイフに料理が付いた時にそれをナイフのまま食べようとしたら「それはやっちゃダメ!」と言われた。これはフランス料理ではタブーなのかな?(ちなみにそういう時はフォークに移して食べるのが良いみたいです)

 

...とまあこんな感じで今まで食べたことの無い料理を堪能できました。料理自体はかなり美味くて満足。さすが高級料理なだけあるね。ただ、マナーが厳しかったので完全に楽しめたかというとそうでもないかも。やっぱり料理は楽しくフリーダムでありたいと僕は思っている。

そういうことと高級なこともあるからか、今回の体験を最後にしばらく高級料理を口にすることは無いだろう。まあ、また無料券を貰えれば絶対行くけどw