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映画「おそ松さん ヒピポ族と輝く果実」感想。

おそ松さん。それは大人になったおそ松達を描いた作品。

僕はおそ松さんは1期がやっていた頃はめちゃくちゃハマっており、その影響で前作品の「おそ松くん」も見たりするなど、とにかく虜になっていた。人によってはどのような点が魅力は様々だけど、とにかく僕は攻めたギャグと赤塚先生作品独特のナンセンスさでいつも笑わせてもらっていた。

ただ1期終了後はしばらくおそ松から離れており、アニメ続編や劇場版1作もリアルタイムで見ていなかった。しかし今年から始まったアニメ3期の再放送を見たのをきっかけに、またハマり始めた。やっぱり松は面白いなと。

その後アニメ2期や劇場版1作を動画配信サービスで見返し、久々にどっぷりと松を堪能しました。

そして最近公開された劇場版2作目「おそ松さん ヒピポ族と輝く果実」を見てきました。笑いあり涙...はあるかは分からないけどとにかく面白かったですw

 

では感想いきます。ここから先はネタバレ注意。

 

皆さん知っている通り松野家の6つ子はニートでクズでダメな奴らです。いきなりひどい言いようかもしれないけど、それこそ彼らの魅力だったりするんだよねwそうでないと彼ららしくないというか。

だから今回も家でゴロゴロとニート生活を...と思いきや今回はいきなり6つ子の大冒険が始まる。何でも手に入れると誰でも輝けると言われる果実があるからそれを手に入れ、自分自身を変えるために探しに行くんだとか。いやその情報胡散臭すぎるし、もう何かオチが見えていた気がしたwそんないかにもな情報を信じちゃうのも6つ子らしいといえばらしいや。っていうか変わりたいって自覚はあったのねwチョロ松とかなら分かるけど、おそ松なら「俺はずっとダメなままでも良いや~」とか言いそうなのに。

冒険の末、6つ子はヒピポ族という少し変わった民族と出会い、ひょんなことから輝く果実っぽいものを栽培することに。ここまで来る過程でも、そしてこの栽培の過程でも6つ子のクズでだらしなさっぷりは健在だったねw田植えする人を決めるのにお互いにやれと指示したり、やっと働いたかと思いきや仮病で休んだり。何だこいつら、って思ったwまた他の兄弟に対しての扱いの酷さも凄かった。いろいろあったけど十四松をかかしにするのは、少し可哀想と思ったり。少しだけどwあと逃げ出そうとしたトッティを縛り付けたのは笑えた。まあこれは100%トッティが悪いから良いか。

ここで6つ子の中でまともな奴が1人もいないということが改めて分かった。チョロ松はまともっぽく見えるけど、所々でヤバい部分出していたし。

こんな感じだから、ヒピポ族の地での生活は長続きしないかと思いきや、意外にも続いていた。あの6つ子がここまで頑張っているのは珍しい気がした。ついに6つ子も大人へ成長したのか、あるいは果実への執念が大きかったのだろうか...恐らく後者でしょうね。またみんながここでの生活にかなり馴染んでおり、楽しそうにも見えた。カラ松は民族の一部に「カラ松ボーイズ」を作ったり、一松は女の子に恋したり。何かそんな楽しそうな様子を見て、6つ子は元いた場所に帰るより、ここでの生活をした方が良いんじゃない?6つ子のためにも、そして6つ子の住む町のためにもw

そして6つ子の努力が報われ、果実は無事実った。ここまで来ればサクセスストーリーを見ているみたいで感動的だが、それがあの伝説の果実ではない、しかも違法な果実だと判明し、その感動が一気に台無しにwまあ、感動だけで終わらない、これこそがおそ松だよね。

その後は偽物の果実をイヤミが根こそぎ奪って、それを取り返すという展開へ。そこで6つ子が偽物果実を「輝く果実」と世の中に拡散してしまったがために、みんながそれを信じてしまう。これは6つ子の両親やトト子、ダヨーンやデカパンなどのレギュラーキャラにも。ってかみんなこんな胡散臭い情報信じるのかよwキャラがおかしいのは6つ子だけではなくみんなもかい。さすがおそ松ワールド。結局まともだったのはオムスビくらい。

そして果実の争奪戦がスタート。6つ子含めてみんな果実のために手段を選ばないクズっぷりを発揮していた。その光景がとにかくハチャメチャで、最初は戸惑っていたけど、次第にそのハチャメチャっぷりが爽快に思えてきて、いつしか「いいぞニートども!もっと豪快にやれ!」と思えるように。これでいいのか、いやこれでいいのだ。あとそんな騒動の中で過去にアニメに登場したキャラが総出演する演出は良かった。豪華だね。

そんな争奪戦の末、6つ子が本物の果実を見つけるという急展開に。そして実際に食べると...なんとヒピポ族っぽくなってしまった。輝けないという結末は読めていたとはいえ、これは想定外だった。んでこのまま物語は終了...ってマジかよ。最後ああなった状態でその後のことに触れずに終了かいwまあ松は今までこういう回あったし。まあいいか。むしろ松っぽい終わり方ともいえるかも。ただその後ヒピポ族になった6つ子が踊り出すエンディングは何かホラーに感じた。

ともあれ笑いと迫力だらけで面白かったです。感動...は無いやw

そういえば来年も映画あるみたい。タイトルはうろ覚えだけど、パーティが何やらだった気がする。少なくともタイトルだけで物語が読めるようなものではなかったです。どんな作品なのか...来年も見に行こうかと思います。

 

最後にシェーする松描きました。これは何松だろう...自分でも分からんf:id:sebunn:20220713205139p:image