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別れ多き春。

長年親しんできたものが終わってしまうと寂しい。

 

...急にこんなこと書いてすみません。何か別れが寂しいという気持ちに改めてなったわけです。

こうなったきっかけは昨日。休みだったその日はテレビのチャンネルをいろいろ回していた。するとEテレになり、「いないいないばぁっ!」が放送されていた。

そういえば以前話題になっていたけど、3月31日をもって「うーたん」が卒業するとのこと。うーたんは僕が幼稚園くらいの頃にこの番組を見ていた時からいたキャラクターで、小さい頃はその子に笑顔にさせてもらっていた。そして何十年もいたキャラなのでずっとうーたんはいるだろうなんて思った矢先の卒業...何か寂しくなる。

そんな寂しい思いにふけつつ、チャンネルを回していると今度は情報番組「スッキリ」の最終回がやっていた。これも結構前から見ていた番組。MCの加藤浩次さんはめちゃイケでの狂犬キャラってイメージがあったので、それとは一味違うギャップがあって面白かったな。たまにめちゃイケと繋がりがある時もあったしw17年間もMCをやれたなんて凄いと思うね。お疲れさまでした。

 

とこんな感じで朝から別れ2連発でした。そしてその日はこれに限らず「タモリ倶楽部」や「妖怪ウォッチ」など、長年放送された番組最終回のオンパレード。こんなに終わりが多いなんて、テレビ自体が終わってしまうのでは?とも思えてしまった。サトシも先週で卒業しちゃったし。

僕は長年親しんだものや大好きだったものが終わるという経験は今まで何度かしてきた。漫画雑誌・ブンブンの休刊、めちゃイケの終了、クレしんの初代しんちゃん役の卒業...他にも挙げるときりがないかも。

そしてその別れを経験する度にいつも僕にある現象が起こる。それは「心に穴があいたような感じになる」という現象。自分の心の中に当たり前のようにあったものが突然無くなり、そこにちょうどその分のスペースが出来るような感じ。苦しくもなるしむなしくもなる、うまく説明できないけどとにかく辛い現象なのだ。特に長年親しんだものほど一番ダメージが大きい。

その傷は時が経てば自然に治る。ものによってはかなり時間かかる時もあるけど。そして新しいものと出会っていく。「出会いがあれば別れがある」って本当なんだな、と改めて感じた。

その後終了したもののことは記憶からどんどん薄れていく。でも僕はそんな中でも「絶対に自身の記憶からは消さない」ように注意している。だって完全に消し去ったら、そのコンテンツは自分にとっておしまいになってしまう。どんなに終わりから時間が経って公式すらも忘れてしまう存在になっても、僕自身はかすかに覚えていたい。そのために僕は「あ、この作品懐かしいな」という思いが出てきたら、休みの日など時間がある時にその作品のコンテンツを見たり当時買ったグッズを眺めたりして思い返している。こうすることによって、少なくとも僕の中ではその作品は永遠となっていくのだから。

また、こういう思いを受け取ってくれたのか、たまに公式がその作品について触れることがある。そういうことがあると「この作品を覚えていてくれたのか..!」と嬉しい気持ちになる。更に場合によっては新作グッズやイベントが来るときもあるけど、これはもうたまらなすぎて泣きそうにもなるね。最近だと「『ケータイ捜査官7』が初放送15周年を記念して第1話同時鑑賞会を開催」とか。15年経っても愛されるなんて素敵だ...

今後もこんな感じで別れの寂しさを少しでも和らげていきたいと思います。これからもいろんな別れを経験するんだろうな...辛い気持ちにもなるけれど、くじけずに生きていきます。