「ブログ、始めました。」

よろしくどうぞ。

TARAKOさん。

声優のTARAKOさんが亡くなられたニュースを聞いた時はショックを受けました。

 

TARAKOさんといえば「ちびまる子ちゃん」のまる子。

小さい頃よくちびまる子ちゃんを見ていた僕。今は毎週は見なくなったけれども、それでも不定期に見ていて、TARAKOさん演じるまる子の声を長年聞いていた。放送開始から長年演じてきているだけあって、もうまる子=TARAKOさんというイメージが浸透していた。まる子以外だと僕はムシキングのチビキングが思い浮かぶね。主人公のそばにいていろいろお喋りする姿が印象に残っている。

今年でまる子を演じて34年...ここまで演じられるのは凄い。CSで過去の回が放送されていてそれもたまに見ているのだが、昔のちびまる子ちゃんって今と違うところ多いなと見ていて感じる。何というか、昔はブラックな回が多いような。ただそれでもTARAKOさんのまる子の声はずっと変わっていない気がした。このような長寿アニメでは例え声優さんがずっと同じであっても時が経つにつれて声や演じ方が若干変わっているように聞こえる。しかしTARAKOさんの場合は初期でも今でも同じな風に聞こえていて、ずっとあのまる子の声のまま34年保てているのに改めて凄さを感じていた。

しかしそのTARAKOさんが亡くなられた。つまりはもうあのまる子の声が聞けなくなるということだ。寂しい。ドラえもんしかり、クレヨンしんちゃんしかり、長年放送されているアニメではメインキャストの交代という事態は避けられない。辛いけれど生きている人が演じている以上、いつかは年齢や体調の限界により代わらなければいけない時がやってくる。分かっていても辛い。しんちゃんの声が変わった時もめちゃくちゃ辛かった。しかも今回は逝去という形での交代。あのまる子の声を演じていた人がもうこの世にいないと思うと、ますます辛くなる。

そして先日、TARAKOさん演じるまる子が最後に出演する回が放送された。僕は仕事でリアルタイムでは最後の方でしか見られなかったが、録画をしていたので本日それを見た。お母さんに怒られたり、たまちゃんと仲良くしたり、おじいちゃんと遊んだり...特に変わった様子なくいつもの日常が描かれていた。でもその日常一つ一つがクスっと笑えたりほっこりすることがあり...改めてちびまる子ちゃんって面白いなと思えた。そんな面白さはやはり主人公のまる子の存在があってこそ。

 

改めてTARAKOさん、34年間お疲れ様でした。ご冥福を心よりお祈りいたします。

そして次にまる子の声を担当する方、相当なプレッシャーで大変かと思われますが頑張って下さい。