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映画「すみっコぐらし 2021」感想。

先日、映画「すみっコぐらし 青い月夜のまほうのコ」を見てきました。

「すみっコぐらし」の映画は1年前に第1作目を見たんだけど、癒しだけかと思いきや感動も包まれており、気が付いたら映画館内で久々に泣いたほど。それほど良き作品だったということなのです。

そういうわけもあり、すみっこには期待していた僕。そんな中続編が発表された時はもう「見に行こう」と即決しましたね。それで見に行ったら...今回も癒されたな...特に社会人で忙しくなるとこういう癒しがめちゃくちゃありがたい。

もちろん今回もストーリーも見ごたえあって面白かった。

そんなすみっこ映画最新作の感想いきましょ。ここから先はネタバレ注意です。

 

 

 

 

前作同様、まずはそれぞれの自己紹介から。シロクマ、ねこ、ペンギン、とんかつ&えびふらい、そしてとかげとおなじみのメンバー勢ぞろい。そういえばこういうキャラだったな、と思い返しながらもどのキャラのクセ強いなーと思ったり。すみっコ達が個性を生かしながら過ごしていく姿は見ていて微笑ましかったなぁ。その姿を見ているだけでも心が洗われた気がする。

今回は5年に一度の祭典として、魔法使いが現れて夢を叶えてくれるという物語。そんな魔法使いも可愛いものよ。5匹(単位これで合っている?)が魔法をかけていき、いろんなものを動かしながらすみっこ達とパーティをする光景は楽しそうだった。また5匹の中でドジをしまくるふぁいぶは見てい同情しそうになったけど、それをフォローする他の魔法使いの優しさに救われたね。

楽しかった祭典も無事終わり、魔法使いも帰る時間に。みんな帰って物語は幕を閉じ...と思いきやふぁいぶがたぴおかと間違えられて連れていかれ、ふぁいぶが取り残されるという緊急事態に。「いや普通途中で気づくやろ!」とツッコむのは野暮でしょうね。

やむを得ずふぁいぶはすみっこのみんなと暮らすことに。そんな中すみっコ達の夢が語られるシーンが。その内容が「食べてもらいたい」や「暖かい所で過ごしたい」といったピュアな内容。しかもそれを魔法で叶えてもらわないという所の良き。いやこの子達ホントピュアすぎるわ...僕がそんな魔法使いに会ったら「一生働かなくてもすむくらいのお金が欲しい」や「二次元の世界に住みたい」といった欲にまみれた願いをするだろうな...いや心が汚れていてごめんなさいw大人になるとそんな欲が出ちゃうのよ。すみっコ達はこんな欲だらけにはならないことをただただ願います。

ふぁいぶはそんなすみっコ達の夢を聞いて、叶えたいという思いで魔法をかけるものの失敗。しかしそこで誰も責めないすみっコは優しい。この子達心の広いね。だが夢が叶わず落ち込んでいる姿を見たふぁいぶは、「夢を忘れるという」という魔法をすみっこ達にかける。その結果、みんなが夢を忘れ、「どうせ食べてもらえないからやさぐれる」や「理想の姿なんか見つけずただただ食べまくる」という現象に。一見するとシュールにも見えるけど、結構物事はシリアス。でも唯一正常だったとかげはふぁいぶを責めることなく、慰めてあげていた。いやホント優しいよこの子達。こんなヤバい状態になったら僕だったら「お前何勝手なことしてんだよ!」って責めたでしょうね。いやホントにヤバいな僕は...wまあでもこんな幼くて可愛い子だったら許しちゃうかも。なんてね。

まあその後機転を生かしてなんとかすみっこ達は元に戻り、元の生活へ。...とその時、僕の脳裏にある不安がよぎった。それは「もしかしたらこのまままた彼らが来る5年後までふぁいぶはすみっコ達と生活していくんじゃね?」と。いやいや、5年って結構長いっすよ。いや長いってレベルじゃないか。そんな中今まで住んでいた仲間と暮らせないなんて、結構辛いな...

そう思っていた矢先、奇跡が。なんと魔法使い達がやってきた。条件付きとはいえ、5年に一度じゃなくても何とかすみっこの世界に行くことが出来るようになったらしい。いやぁ良かった。

更に魔法使いはふぁいぶと一緒に暮らしてくれたとかげにお礼として願いを叶えてもらうことに。そしてすみっこ達も魔法使いになり、とかげの夢「おかあさんことすみっしーに会いたい」という願いを叶え、最後はすみっしーと一緒に魔法で空を飛んでいる。その姿は何か感動したね。

魔法使い達が再び元の世界に帰り、物語は終了。最後にふぁいぶも自分の夢「立派な魔法使いになる」と誓った。

いや、ホントいいわすみっコぐらし。純粋なシーンが多くて心が洗われる。感想の途中であるように所々に僕の心が汚れている描写があるのを見て、「ああ、大人にはなりたくないな...」とも感じた。いやもうなっているんですけどねw

僕の夢ってなんだろう。この中では汚れたことしか言っていなかったけど、たまには純粋に考えてみるのもありかもしれない。24の今じゃ遅いかもしれないけど、どうなんでしょうね。

ともあれ今回も癒しと良い物語をありがとうございました!次回作があれば絶対見ようかと思います。

(※2024年1月10日追記:イラストは削除しました。詳細はこちらの記事をご覧ください。)