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「君のことが大大大大大好きな100人の彼女」感想。

100カノこと「君のことが大大大大大好きな100人の彼女」を見ました。

今年は久保さんやら好きめがやら小さい先輩やら、やたらとラブコメを見ている僕。そんな中見つけたラブコメ作品、100カノ。

しかし実際見てみると、ラブコメというかコメディー要素が強い作品でしたwでもこれはこれで爽快で面白く、今までとは一味違う感じのラブコメが味わえて楽しめました。

 

早速細かな感想を。ここから先はネタバレ注意。

 

 



 

今までモテなかった男子高校生・恋太郎が神の力によって100人彼女が出来るが、誰も振ることなく100人全員を幸せにしなくてはいけないという展開からスタート。普通に考えたら無理ゲーだろw

その彼女達との結ばれ方もカオス。友達として出会い、徐々に距離を重ねていって、ついに恋人同士に...というのが普通のラブコメでよく見かける、スタンダートな恋への道のり。しかし100カノはそれらを全てぶっ飛ばして目が遭った瞬間にお互いのことが好きすぎる状態になる。いや早すぎだろ、とツッコミを入れてしまったwしかも好きすぎのレベルが尋常じゃない。下手したらヤバいもんやってんじゃないかレベルに見えることもw

しかもその時の彼女が2人であり、その後次々に増え続け、気が付いたら恋太郎に5人も彼女が出来る。つまりは5股。普通であればありえないのだ。ここまで複数股をしている恋太郎は変態ゲス野郎かと思いきや、全然違う。どんなに彼女が増えようと誰一人無碍にせず平等に愛し、彼女達が抱えている悩みに寄り添い、時には優しく接してあげる。そう、彼は彼女達への愛が半端なく強いのだ。更に純粋な心を持ち、下心を見せない紳士的な姿。...こんな素敵な5股男がいてたまるかwたまに考えていることが少しおかしい部分もあり、ツッコミたくなる部分もあるけれど、何故か憎めない男、それが恋太郎だったのだ。

その恋太郎の思いもあり、次第に彼女達側も複数股を受け入れていくように。いや良いのかこれw常識的にはありえないんだぞwまあこの時点でも変わっているとも言えるが、恋太郎の彼女達はいろいろと個性豊か。いろんなことにツンデレする唐音。AIみたいな言動をする凪乃。ここまでならまだ良い方。だが変な薬を発明する楠莉と来ると中々のやつ来たな...と感じるように。まあ彼女の薬の中にはあったらいいなーと思うものもあったけど。耳が生えてくるやつとか。あと静ちゃんは個性的なところがあるとはいえ5人の中では唯一まともなように見えた。ってか彼女が5人もいるのにその中で100%普通な子が1人もいないってこの学校どうなっているんだw

そして彼女達の中で一番のヤバさを誇るのは羽香里。恋太郎に対して、とにかくあざとい。やっていることがいやらしい。ただでさえ魅力的なスタイルしているのに。更に妄想が暴走することもあり、時には18禁レベルのこともやりかねない羽香里。100カノのヤバさの50%は彼女から来ているのではないかとも思えてくるw恋太郎は純粋なのに、羽香里が不純だから、この2人の絡みがどんどんいかがわしく見えてくる。まさに頭の中までピンクな女の子だった。

とはいえ、羽香里は100カノのヒロインの中では一番好きなキャラだったりして。何と言うか、ここまで暴走っぷりを見ていると逆に清々しくも感じてしまい、「もうとことんやってしまえ!」という気持ちになってくる。これでいいのかはさておきwあと普段は恋太郎にはもちろん、その彼女達にも明るく優しく接していく姿はキュンとくる。普段はヤバいけど、ホントは良い子なのだと気づくとますます好きになる。

普通ここまで彼女が増えてくると彼女同士でのいざこざが出てきそうな気がするがあまり見られない。出会って最初の頃はそういうことはあったけど、次第に仲が深まっていく。こういうのをどう表現するか...仲間?友達?チーム?悩んでいた際にある回にて彼女達の呼び名が。

その名も「恋太郎ファミリー」...そうだ、家族だ。家族と言われると全然違和感ない。家族のような遠慮のなく何でも言える関係なんだなと。そんな恋太郎ファミリーはプールへ行ったりブーケトス大会に参加したりキスゾンビになったり(これに関してはツッコミどころ満載だがw)しながらも仲を深めていく。

恋太郎ファミリーが仲の深さがよく伝わったのが羽香里救出回。彼女の母・羽々里が羽香里をファミリーから遠ざけるという話。ここでは恋太郎が羽香里を助けに行くのだが、そこで他のファミリーも彼女を助けるために体を張って頑張るシーンはもう...家族を超えている気がした。そこでみんなを守るために自身を犠牲にする羽香里も改めて優しい子だし、そんな羽香里を助ける恋太郎の姿はとてもカッコよかった。

これは最終的に恋太郎達の熱意によって羽々里からファミリーの存在を認めてもらうのかなと予想。まあ5股を認めるのも母親としてどうかと思うがw

...すると思いがけない事態に。まさかの羽々里も恋太郎が好きになり、ファミリーへ加入。...マジか、いやマジかおいwいいのかwいろいろいいのかwツッコミが追いつかなかった。バトル漫画とかでボスだったキャラが仲間になるという展開がよくあるけど、それと同じってことで良いのか?良いのかな?!

かくして恋太郎は5股男から6股男になり、ファミリーの仲はますます深くなるのでした。...何だこのオチ。

 

その他思ったこと。

・所々で分かりやすい演出があるのは良い。例えば「ビビーン」のシーン。恋太郎と彼女が一目ぼれしているんだな、と一目見ただけで分かるので分かりやすかった。あと「キュン」の時の顔。彼女達の可愛い一面が見られてそうなるのは分かるが、表情が苦しく見えるのは僕だけだろうかwあとヒロインもこの顔をやる。あの静ちゃんでさえも。何か面白いw

・コメディー要素強いけど、ラブな部分も一応あるにはあるんだよね。彼女達とのイチャイチャは尊い。あと心なしか、キスシーンが多い気がwキスゾンビなんて回もあるくらいだし。しかも妙に濃厚。22時台なのに大丈夫か?恋太郎とヒロインとのも良かったのだが、まさかのヒロイン同士のキスシーンまで存在。特にはかから。これは興奮ですわ...w

・パロディーやメタ発言が多いwまさか初回でナウシカネタをやるとは思わなかったw更に「はじめてのチュウ」の原曲流れるわポケモンっぽいドット映るわやりたい放題。よく許可取れたなwメタ発言は個人的に「特殊エンディングのネタバレ」のくだりがツボだった。しかもその特殊エンディングも中々...(詳しくは次の頁へ)

・羽香里の母・羽々里。常にクールで羽香里のためなら容赦なく、時には残酷な判断。まさにラスボス。これはヤバい人だと恐ろしい気持ちになったが、恋太郎ファミリーになってからは別の意味でヤバい人に変化。ギャップありすぎて笑えるわwとても同じ人とは思えない。しかもそれが数話かけてやるのなら分かるが、同じ話でやるんだから頭の整理が追いつかないwでも彼女は学生じゃないから今後は関わりが少なくなる...と思いきや学校買収するんだからもう凄い。いろいろと凄い。あと11話での特殊エンディングはそんな彼女の狂いっぷりが大いに見られたカオスなものでした。洗脳されそう...w

 

とまあ、笑いありキュン多めで面白かったです。この作品、実は1話終了時点で原作をジャンプラで読んでいました。あまりにも面白くて続きが気になったので。なので実はここまでの展開はほとんど知っていました。Twitterの実況では初見のようにツイートしていて、何かすみませんwとはいえアニメだといろいろ違うところもあるし、オリジナル要素も結構あったので原作読んでいても楽しむことが出来た。

そんな100カノ、その後の原作ではキュン度とカオス度が増しているみたいでw羽々里の暴走っぷりも悪化しているとかしていないとか...アニメのあれで序の口だったのかwあと新しく登場している彼女も魅力的。アニメ未登場彼女達を是非アニメで見てみたい。

...なんて思っていたら2期が決定!!おめでたいという反面、今後の暴走っぷりをそのままアニメ化できるのかという心配もあるw果たして2期ではどんな彼女が出るのか、そして何人目まで出てくるのか。楽しみすぎる。

しかしこのペースだと100人登場するには約20期ほど放送しないといけないのか。ここまできたら長寿アニメじゃん。2期も盛り上がって、何十年も続いてくれればと思います。

 

最後に羽香里描きました。彼女の暴走顔好き。

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(感想No.105)